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旗 旗 旗⇒旗旗旗旗旗…!

ここ2日間、2歳の次男坊が熱を出していました。

37.5℃前後だったので子供自身は元気だったんですが、他の子にうつすわけにはいかないので保育園にいかず、ぼくと一緒に家で過ごしてたんですね。

こういうことをしていると、「あー、仕事をするかしないか選択できるっていいな〜」なんて改めて思えてくるんですが、一方で活力あり余る次男坊と何して過ごそうか、、、とちょっと億劫になったりもしていました(苦笑)

公園に行くわけにもいかないし、家の中でおとなしくするっていっても、本を読むくらいしかないよな、、。でも1日中、本を読んでたらのどが潰れてしまうw

なんてことを考えてたら、病院を予約した時間が近づいていました。なので、息子を車に乗せて、かかりつけの小児科に向かったんですね。

その道中です。

なんの気なしにいつもの道をたんたんと走っていたら、あるお店に目がつきました。

喫茶店が新しくオープンしていたんです。

その喫茶店は有名チェーンではなくて、建物の大きさや、敷地面積から考えて個人でやってそうなものでした。

看板はあるものの、建物の外観や色使いも周囲のお店と変わらない、全体的にこげ茶色の3階立てのビルの居抜きみたいな感じでした。

なので、相当注意して見ないと、そこに喫茶店がオープンしてるかどうか、わからなかったんですね。

じゃあ、なんでぼくがそれに気づいたのかというと、そのあたり一帯はお店の入れ替わりが激しい区域なんです。

つまり、新しいお店ができてもいつの間にか空き家になる。

そのようなことが繰り返されてる場所だったんで、マーケター目線で「勝ち残るにはどうすればいいかな?」なんてのをいつも意識してたんです。

なので、喫茶店がオープンしていても目に入ったというだけなんですね。

そういうのをひたすら考えていて、行き着いた一つの答えがあるんです。

それは『最初は目立つが勝ち』というものです。

お店の入れ替わりが激しい魔の一帯だから、、、というわけではないんですが、そもそもお店を切り盛りするにはお客さんが来なければ話になりません。

そのため、新規オープンする時は地域にチラシを撒いたり、事前に告知をしたりと、アピールを行います。

その上で、オープン当日を迎えて、「人よ、来い、、!」と祈るわけです。

ですが正直いうと、今の時代はそれだけじゃ足りません。

アピールをするのはいいんですが、アピールをした3秒後には忘れ去られてしまうということを考えないといけません。

なので、集客は難しいんですよ。という話ではなくて、『思い出してもらう作業をする』必要があるんです。

例えば、よくある例で言えば、のぼりを立てるとかですね。

アピールされた人はすぐそれを忘れてしまいますが、脳の中から記憶が排除されたわけじゃありません。潜在意識には残っています。

なのでのぼりなどでアピールすれば、「あ、そういえば、、、」と思い出してもらいやすくなります。

ですが、目立つにはもうひと工夫が必要です。

つまり、人の性質を利用するんですね。

人には、「大きなものに惹きつけられる」という性質があります。防衛本能と生存本能から、大きい・たくさん=安全・安心と刷り込まれています。

なので、大きいものや数がたくさんあるものには、注意が向くようにできています。

それを利用して、のぼりを立てるのも3〜4本程度ではなくて、30・40・50本と大量に立てるんですね。

駐車場はもちろんのこと、道路の向かい面なんかにも、「これでもか!」と並べまくるんです。

実際に、とあるパン屋さんで同じことをやってみたんですが、イベントでいつもと同じ販促方法をとって、のぼりの数だけ増やしてみました。

すると、イベント中の日商が28.5%アップしました。

チラシを見た人だけじゃなくて、たまたま通りかかった人ものぼりの数を見て「なにごとですか?!」と、興味本位で来てくれたそうです。

それを機に、イベントの時にはのぼりを立てるようにしてるんですが、いただいた報告では28.5%アップの日商をキープされてるみたいです。

のぼりのコストも大したものじゃありません。

ただのぼりの数を増やしただけで(しかも常識ではありえない数)、注目を集めることができる。

まさに工夫でもぎ取った勝利ですね!

注目を集めるためにどんな工夫ができそうですか?ちょっと考えてみるのもいいかもしれません。

田辺輝恭

ReveDunJourプロジェクトは"夢”に特化し、子どもたち若者たちへ夢の持ち方・叶え方を発信しています。世界で夢を叶えてきた達成者たちが在籍。彼らから知恵と考え方を絞り取ることを是非としています。大和の心で我が儘に。