ビジネスの難所とモデル組み
去年の11月くらいの話なんですが、長男に本を買おうということで、本屋にいました。
そこではいろんな絵本が並んでいて、長男も「どれにしようかな〜」と面白そうな本をいくつか選定してたんですね。
なのですが、ある程度有名で面白い本というのは、大体は通ってる保育園にあるらしかったんです。なので、買うのもいいけどその気になれば保育園で読めるし、イマイチ買う気が起きないという感じになってしまったんですね。
まあ、そんなに買う気がないのに無理やり買うのもどうかと思ったので、また時間が経ってから買おうという話に落ち着きました。なので、家族で帰ろうとしたんですが、そのときです。
息子の目に、ある1つの本がとまりました。
それは、『恐竜の図鑑』だったんですね。
講談社の動く図鑑moveというシリーズだったのですが、長男がそれをみて「恐竜の図鑑が欲しい!」と言い出したのです。
たしかに、その図鑑の表紙には『3歳からでも楽しめる』とかいてありました。ですが、中を覗いてみると、文字も小さいし漢字だらけだし、とてもじゃないけど幼児の手には負えない代物だったんですね。
なので、欲しがる長男とはうらはらに、ぼくはどうしようか渋ってしまったんです。もちろん、価格も2000円程度なので、買おうと思えば買えます。ですが、どうしても『買ったけど一度も開くことがなかった』という状況が脳裏をめぐって、躊躇してしまったんです。
ですが、横にいた妻から「もう、それ欲しがってるから買ってあげたら。」と言われたので、仕方がない、、、と、その場で恐竜図鑑を購入しました。
で、あれから約4ヶ月近く経つのですが、、。
今では、なんと図鑑の種類が6冊に増えてしまいましたw
そうなんですよ。その図鑑はシリーズ物になってるんですが、一度買ってしまったら他のも気になってしまって、次々とつい買ってしまったんですよね。しかも、ぼく自ら(苦笑)
なので、最初は恐竜図鑑だった我が家も、いまでは宇宙や危険生物、星と星座や人体のふしぎ、大自然のふしぎというラインナップが加わっていますw
やっぱりいつも思うのですが、誰だって初めての購入には躊躇してしまうものです。いくら価格が低くても、いやむしろ無料でも、どうしても抵抗を感じてしまうものなんですよね。全てをネガティブに捉えがちなんです。
ですが、一度買ってしまうと話は違います。価値と価格のバランスが見えますので、いいものであれば次々と購入したくなるのです。
やっぱり、どのビジネスでも見込み客→新規客への転換点が一番難しいし、コストがかかります。
なので、それを補えるような収益モデルを組むことが、必須になってきます。
田辺輝恭
ReveDunJourプロジェクトは"夢”に特化し、子どもたち若者たちへ夢の持ち方・叶え方を発信しています。世界で夢を叶えてきた達成者たちが在籍。彼らから知恵と考え方を絞り取ることを是非としています。大和の心で我が儘に。