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人を尊敬して好意を抱く瞬間

極楽とんぼの加藤さんが話題になってますよね。

芸人さんの反社会勢力との問題から、吉本の管理体制に論点が移っていますが、その中でも極楽とんぼ加藤さんが「吉本の今の体制が変わらないのならぼくはいることはできない」と発言されました。

どうやら本当に辞めるかどうかは、話が平行線をたどってると報道がありましたが、そんな加藤さんには山本圭壱さんという相方さんがいることはご存知でしょうか?

いや、ご存知でしょうか?と聞かなくても、大体の方は知ってるというのはわかってるんです。

かなり有名の方ですし、けっこう話術も表現力もあるんで、ファンも多いと思うんですね。

ですが先日、カジサックの動画(キングコングの梶原さんがやってるyoutubeチャンネル)で、山本さんと梶原さんの対談を見ていた時です。

どうやら山本さん曰く、あの空白の10年があった影響で今の10代20代のなかには山本さんの存在を知らない人がかなり多かったみたいなんですね。

空白の10年の間も、加藤さんは「極楽とんぼの加藤さん」とか「極楽・加藤さん」といった形でテレビで出てましたが、10〜20代の人たちは「極楽とんぼ」がコンビ名だとわかってなくて、それもひっくるめて加藤さんの芸名だと思ってる人がほとんどだったそうなんです。

ぼくは「へぇ!」と驚きました。でも冷静に考えると、10年も露出がなかったらそうなっても不思議じゃないっちゃないですよね。

だけどそんな中、100万人の登録者を誇るカジサックチャンネルに登場して、空白の10年について山本さんは語ります。

そのおかげで、今の10〜20代のなかにも山本さんの存在が知り渡って、本人曰く街中でも学生さんなどから声をかけられるようになったそうなんですね。

ぼくも油谷さんを見て育った年代です。(わかる人いるんかなw)

カジサックチャンネルのコメント欄にも「山さん最高!」とか「この人めっちゃ面白い!」なんて言葉が並んでるもんですから、とても嬉しい気持ちになりました。

で、そのカジサックチャンネルの中にある、極楽とんぼの山本さんが空白の10年について語る動画。その動画の中で山本さんは、10年の間つねに思っていたことがあると話されていました。

それは「腐るな。諦めるな。」「今あたえられたこの場で輝こう。」というものです。

2006年、事件が起こって生活拠点を宮崎に移したとき、周りの誰からも受け入れてもらえない状況だったらしいんですね。

バイトをしたり資格を取りに行っても、「ああ、あれが山本か」って感じで遠巻きに避けられる。メディアが集まってとにかく外に出られる状態じゃない。

最初の頃はしばらく、ずっと部屋にこもる毎日だったそうなんです。

けど、「腐るな。諦めるな。」「今あたえられたこの場で輝こう。」この言葉だけを信念において活動をした結果、ついには周りの人からも受け入れられ、今のポジションに復活することを果たします。

動画を見ればわかるんですが、おそらく山本さんは「もっと有名になってやろう!」と野心丸出しで動いてないと思うんですね。

そうじゃなくて、やっぱり「今、この瞬間を全力でやろう。」を継続した結果、運命が今の状況に導いたんだと思うんです。

山本さんはこの10年の空白のことを「いや、長いとも短いとも思わない。ただ毎日を全力でやってたら、結果として10年だったに過ぎない。」みたいな表現をされていました。

とはいえ、やっぱり10年です。ぼくは「長かった。よくまたメディアに戻ってきてくれた。」と、シンプルに嬉しさがこみ上げます。

そして、動画を通じてひととなりを改めて知ることができたんで、より一層のファンになりました。

田辺輝恭

ReveDunJourプロジェクトは"夢”に特化し、子どもたち若者たちへ夢の持ち方・叶え方を発信しています。世界で夢を叶えてきた達成者たちが在籍。彼らから知恵と考え方を絞り取ることを是非としています。大和の心で我が儘に。