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ぼくたちが戦うべき相手

ぼくたちのような経営者や管理者が闘う相手。

特に方針を定めたり意思決定をする場において、毎回戦わなければならない相手というのがあると、ぼくが思っているものがあります。

それは、『バイアス』です。

このバイアスがかかっちゃってるおかげで、モノゴトに対する視点が無意識に固まってしまってる場合が、とにかく多いんです。バイアスってのは、一般的には思考の歪みと要約されていますよね。つまり、思い込みであったり、無意識に印象操作をされてしまうというものです。

例えばぼくの場合だと、最近QBハウスに行ったんですね。

生まれて初めての利用だったんですが、QBハウスというのはカットのみを1200円でやってくれる超格安理髪店です。一般的な美容院や理髪店だと、シャンプー・ブロー込みで3500〜5000円くらいしちゃうんで、かなり安いことがわかります。

なのでその安さゆえに、逆に「変な風に切られるんじゃ、、、」とか「知識ない人やアルバイトが適当に相手にしそう、、、」というイメージがぼくの中についてしまってて、絶対に行くことはない店上位にランクインしてたんです。

ですが、先日のことです。

数ヶ月先まで予定を入れてしまってたぼくは、美容院の予約をいれるタイミングを完全に逃してたんですね。でも、髪はもうボサボサのギッシギシです。気持ち的には、髪切りたい度MAXまで昇っていました。

そんな時です。急にクライアントが予定がつかなくなったとのことで、小一時間くらいポコッと
時間が空いたのです。なので、マッハでいつもいく美容院に電話して「今から切ってもらえません?」と聞いたんですが、、、

「いや、ムリっすよ」と、あっさりと返されてしまったのです。

まぁ、当たり前っちゃ当たり前ですよね。なので、どうするべ〜〜と悩んでいた時に、、、ふと目の前にQBハウスが飛び込んできたんです。

「確かここは予約がいらない店だったはず。」

背に腹はかえられないということで、思い切って突入したのですが、、、結果、大満足だったんですね。

というのも、QBハウスはいくら安いといっても、切ってる人はそれなりに技術がある人ばかりだったからです。なぜかというと、QBハウスで働いている人というのは、もともとは美容院で働いていたけど、ローンを組んだり給料面のステージアップを図ったりして、より生活を豊にしたいと思ってる人が多いんですね。

なので、技術面で言えば、そこらの美容院とそんなに変わらないとのことだったのです。

(たまぁ〜〜におばちゃんスタッフもいて、話が通じずメチャクチャになることもあるみたいですが、、、苦笑)

「絶対に行ってはならない」という、ぼくの恥ずかしいバイアスは完全に塗り替えられました。確かに、QBハウスをホームにするのはちょっと勇気のいることかもしれませんが、サイドを整えるとかえり足を調整するといったくらいであれば、バッチリ使えるお店という印象に大きく変わりました。

でも、「絶対に行ってはならない」というバイアスにかかったままだったら、このような発見は得れなかったでしょう。

苦しい時、うまくいかない時こそ、ぼくたちは何かしらのバイアスにかかっているのかもしれません。

田邉輝恭

ReveDunJourプロジェクトは"夢”に特化し、子どもたち若者たちへ夢の持ち方・叶え方を発信しています。世界で夢を叶えてきた達成者たちが在籍。彼らから知恵と考え方を絞り取ることを是非としています。大和の心で我が儘に。