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最高の選択をするために
人生は選択の連続だ。
なーんて、ちょっと気取った言葉を出してみたんですが、もしかしたらあなたもこの言葉を耳にしたことがあるかもしれません。
普段はあまり意識しないかもしれないんですけど、確かに振り返ってみれば、今の自分があるのは過去の選択を自ら選んできた結果でしかないんですよね。
そう考えると、なんかぼくは「人生って残酷だなぁ」なんてセンチメンタルな気持ちになっちゃうタイプなんですがw、まぁ感傷に浸らなくても、選択した上で今の自分があるってのは当たり前っちゃ当たり前なんですよね。
けど、あれなんですよね。
完全にぼくの例なんですけど、昔は教養とか知識とかほとんどなかったわけです。そんな中、若ければ若いほど人生を決定づける重要な選択が迫られちゃったりするんですよね(苦笑)
今となっては「あの時あーするのが最善の選択だったんだよな、、」なんてのがわかるんですが、当時のぼくは間違った選択を結構してしまってたんですよね。
例えば、進路とか付き合う友達とか、他にも親への言葉遣いだとか人から善意でいただいた話の返答とかですよね。思い出すだけでも「もったいないなぁ」なんて感じちゃいますw
しかも、『間違った選択』だったらまだよかったです。だって、選択を間違ったってことは事前にある程度考えたんだけど、結果そのイメージとは違ったって子どですから。
ぼくの場合は、間違った選択以前に、そもそも選択に対してなんの意思表示も思考も巡らせてなかったんです。
そう、ただなんとなく、漠然に「これでいいんじゃね?」ってくらいのノリだけで、選択をしてきたんです。
こうなってくると、『後悔』ってのが湧き上がってくるんですよね。
よく、「最高の選択をしたいんだよね」ということを言ってる人を見かけることがあります。もちろん失敗をできるだけ避けたいから、そして理想の未来にいち早く行きつきたいから、そのような考えを持ってるんでしょうが、、、
よくよく考えると『最高の選択』ってのは、世の中に存在しないんですよね。
なんでかっていうと、そもそもどちらが良くてどちらが悪いか判断しにくいから、目の前に選択肢が現れてるんです。なので、嫌な結果を生みそうなものに関しては、選択肢にあげる以前に自動的に排除されてることがほとんどなんですよね。
となってくると、選択をする上で必要になってくる目線は、最高の選択をすることじゃなくて、『どう転んでも後悔しない選択をすること』になってくるとぼくは思うんです。
だってそうじゃないですか。
ぼくはいつも言ってるんですが、世の中の事象は全てトレード・オフの関係にできています。つまりどんなものでもメリットもあれば、デメリットもあるということです。
そのメリットとデメリットを見比べて、自分にとってどちらが最善なのかを判断すること。そのスキルこそが、後悔しない選択のスキルなんだと考えています。
そして、後悔しない選択をするためには、日頃から自分の価値観や哲学、信念や想いなどといった軸を決めておく必要があるということなんですね。
どんな選択をしようとも、自分の軸に沿っていればそれが正解ってことなんですよ。
なので、自分の軸も持ってなくて、ただなんとなく道を選んでいた昔のぼくは、何も考えていないただのテキトー人間だったってわけなんです。
もちろん、人様に迷惑をかける選択をしてきませんでしたが、信念や軸のない人生を送っていた当時のぼくは、完全にやる気もなくてただなんとなく毎日を生活していました。
生活を豊かにする意味でも、自分の信念や哲学を磨いていくのはとても大事なことだと思います。
田辺輝恭
ReveDunJourプロジェクトは"夢”に特化し、子どもたち若者たちへ夢の持ち方・叶え方を発信しています。世界で夢を叶えてきた達成者たちが在籍。彼らから知恵と考え方を絞り取ることを是非としています。大和の心で我が儘に。