満足度の高いセミナーの条件
昨日、とある企業のセミナーに講師として登壇させてもらいました。
けど、登壇といってもオンラインセミナーだったので、自宅でパソコンの前に座ってるだけ。
しかも講師といってもサブだったので、登壇したのもほんの1部だけ。
ぼくが主催するセミナーと違って、めっちゃラフに参加させてもらったんですが、、、やっぱ他人に乗っかるってラクですねww
いや、だってセミナーの構成も主催側が組んでくれるんですよ?!
・タイムキーパー
・アイスブレイク
・事前の案内、グランドルール説明
といった、セミナーをするときに付随的にやることを、すべてしてもらえるワケです!
で、ぼくはというと「田辺さん、このコーナーを回していただけませんか?」と依頼を受けるだけ。
もぉ〜〜ほんっとラクw
メイン講師の方もそれなりに経験がある方だったので、本当にサポートする場面も少なく、「あれ?オレ受講者だっけ?」と勘違いしてしまうくらい、何事もなく進んでいきました。
で、昨日だったけかな?
セミナーについてnoteを書いたと思うんですが、その中でぼくは「セミナーは参加者が主役だ」と言いました。
で、今回のメイン講師の方もそれを理解されてたので、ちゃんと「参加者が主役」のセミナーを行っていました。
だからこそ、ぼくは完全にスイッチオフでパソコンの前に座ってたんです。(失礼)
けど、いろんなセミナーを見ていると、やっぱり参加者が主役じゃなくて、講師が主役になってるセミナーをしている人もよく見かけます。
この2つの差がなんなのか?というと、コミュニケーションに対する姿勢の差なんですね。
そもそもセミナーというのは、何かテーマがあって、それを伝える講師と話を受け取る参加者という構図で成り立ってます。
なので、似たような形式のものでいうと授業とか講座などがパッと思い浮かぶんで、セミナーというと、ついそれらを思い浮かべがちです。
確かにそれでもいいです。
ですが、セミナー・講座といえど、その本質は人と人のコミュニケーションです。
なので、参加者に満足してもらい、かつ内容をしっかり受け止めてもらうためには、相手主体のコミュニケーションを取る必要があるんです。
で、さっき話した「講師が主役のセミナー」なんですが、これは講師側(自分)に重きを置かれています。
・言った
・聞いてくれた
・納得された
このように、自分の感覚だけで全てを決め込み、セミナーを進行していきます。
これは、セミナーをあまり開いたことがない人ほど顕著に現れるんですが、講師がただひたすら喋って、参加者はただ聞いてるだけという苦痛しか生まれません。(というか、昔のぼくもそうだった、、、苦笑)
一方で、相手が主役のセミナーをする講師は、参加者がどう思っているのか?に重きを置きます。
つまり、言い換えるとこうです。
・講師が言った⇒参加者が聞こえた
・話を聞いてくれた⇒理解してくれた
・納得された⇒自分のものに落とし込んでもらえた
「コミュニケーションの効果は聞き手が決める」とは、よく目にする言葉です。
セミナーもまさにその通りで、テーマ内容を伝えようと本気で話し込んでも、参加者がついていけなかったら全く無意味なんです。
まあ、参加者を主役にするってのは、確かに面倒ですよ。
参加人数が増えれば増えるほど、その手間はかなりかかりますし、セミナーは時間に限りがありますんで、場合によっては情報量を削る必要も出てきます。
けど、、、
けどそれでも、参加者が主役のセミナーを心がけることは、満足度を上げて、しっかりと落とし込みをしてもらうためには、欠かせないマインドセットと言えるでしょう。
ぼくも、今では「面白かったです!」とか「わかりやすかったです!」というありがたい感想をいただけるようになりましたが、そういう時って必ず『参加者が主役』を意識した時です。
慣れも相まって、なんとなく進行してしまったセミナーだと、そういった感想をもらえることはありません。
それだけ大切なことなので、ぜひ参考にしてもらえたらと思います!
田辺輝恭
ReveDunJourプロジェクトは"夢”に特化し、子どもたち若者たちへ夢の持ち方・叶え方を発信しています。世界で夢を叶えてきた達成者たちが在籍。彼らから知恵と考え方を絞り取ることを是非としています。大和の心で我が儘に。