逃げ道を作る方がいいこともある
仕事をしていると、どうしても苦手なタイプと関わることになります。
例えば、ぼくの場合だとすぐ感情的かつ攻撃的になる人とかです。
他にもいろんな苦手なタイプがいると思うんですが、『感情的かつ攻撃的な人』というのは、誰もが共通して苦手なタイプじゃないかと思うんですね。
ですが、いくら苦手なタイプだからといって無視するわけにはいきません。だって、そうしたら肝心な仕事が進まなくなっちゃいますんで。
しかも、日本人は道徳観や倫理観を大事にする傾向にあります。なので、『どんな人にも必ずいいところがある』ということで、一生懸命その人に近づこうと頑張りがちです。
ですが、そんな殊勝な行いも身を結ぶことなく、怒りっぽい人に近づいても大体はとんだとばっちりをうけて、損をするというのがオチになるんですよね(苦笑)
もちろん、これはぼくも経験あります。
なので「あの人とはどう接すればいいんだ、、困ったもんだ、、」と、頭を抱えることになってしまうんです。
こういう状況は、意外と解決するのが難しいのですが、半強制的にやわらげることができる方法があります。
それは『あらかじめ逃げ道をつくる』というものです。
つまり、相手が感情がたかぶってきて攻撃するようになってきたら、強制的に逃れる環境を作っておくということです。例えばどういうものがあるのかというと、苦手な人とは電話で話すとか、会うにしても予め次の予定があってあまり時間がとれない事を伝えておくといった感じです。
他にも、あるていど対等な会話ができる立場であるなら、相手がグチっぽくなってきた時に「これがあと2分続くようなら、もう切り上げちゃるけぇの。」と宣言するのも有効です。
また、物理的に手を出してくるタイプであれば、机などを挟んで距離的に接触がないようにするのもいいでしょう。
とにかく、相手の攻撃タイプや性格に合わせて、事前に逃げ道を作っておくんです。
これは、もしかしたら冒頭でも話した通り、人によっては抵抗があると思います。「どんな人にもいいところがある。だから、いい点を見つけて良好な関係を築きたい!」といった感じで。
ですが、苦手な人やウマがあわない人というのは、どうしても時間がかかるものです。なので、その人に時間をかけるくらいなら、他にもいい点を見つけてあげて関係性を構築したほうがいいこともあるんです。
まさにこれは、目の前の火事に踊らされて、全体的な問題解決ができてないパターンです。
なので、少々冷酷な解決策かもしれませんが、自分が本当にやるべきことは何なのか?を常に意識して、距離をおく人は割り切って置いた方が賢明です。
田辺輝恭
ReveDunJourプロジェクトは"夢”に特化し、子どもたち若者たちへ夢の持ち方・叶え方を発信しています。世界で夢を叶えてきた達成者たちが在籍。彼らから知恵と考え方を絞り取ることを是非としています。大和の心で我が儘に。