見出し画像

頑固者は自分が頑固と気づけない

経営者として経験は豊富そうなのに、いまいちパッとしない人っていますよね。

・なん十年と経営者してるのに従業員からは嫌われている
・顔は広いのにビジネスの利益はそうでもない
・偉そうに言ってるけど小さなコミュニティの中でしか話せない

このような人たちは、総じて過去の成功体験に固執しています。

たしかに、ビジネスに勢いをつけるには「成功体験」を得ることが欠かせません。成功体験があるから自分に自身が生まれ、成功体験があるから成長を促進させることができるからです。

ですが、自分の成功体験にとらわれてしまうと、全てのモノの見方が画一的になってしまいます。

とはいえ、成功体験をずっと引きずってしまう気持ちもわからなくはありません。なぜなら、こう言った体験を得る人たちの大抵は、成功する前はドン底を歩んでいることが多いからです。

なので、「もう二度とあんな気持ちは味わいたくない!」という感情も、心のどこかで抱いたりしてるものです。

なので、成功体験を得たことがあるというのは、とても素晴らしいことにはかわりません。

ですが、それに固執することはかなりリスキーと言わざるを得ません。

まぁ、こんなことはぼくが改めて言わなくても、多くの場所で説かれていますよねwなので、これ以上深掘りはしません。(ぼくも言っててキモく感じちゃうしw)

なんですが、このように成功体験に引きづられている人と、どうしても付き合わないといけないという場面も多いと思います。

経営者の集まりだったり、異業種交流会だったり、、、そもそも従業員だったら、それこそ逃れようもありません^^;

成功体験に基づいた流儀を貫いて、ずっと成果を上げ続けいるんであれば、それはそれで問題ないかもしれません。

ですが、内部事情はグダグダなのに、それに目を向けず自分の流儀をふりまわされちゃあ、付き合ってるコッチの身ももたないですよね。

なのでついつい「またかぁ、かんべんしてくれよ〜」と言ってしまいそうになります。

が、それはそれで危険なんですね。

実はそれは、火に油を注ぐ状態になってるんです。

なぜなら、本人は過去の成功体験を引きずってる意識はないからなんですね。そうじゃなくて、脳が無意識レベルでコンフォートゾーンに入ろうとしている現象が、成功体験の固執という形で具現化しているだけなんです。

なので、過去の栄光にしがみついている人たちは、全員が一概に「考えが凝り固まった頑固オヤジ」というわけじゃないというワケです。

・相手はなんで変わろうとしないのか?
・あの人はなんで裏目裏目の行動をとってしまってるのか?

このように、人の行動をみて不思議に思うこともあると思いますが、本人もわかってないことがほとんどだということを知っておいてもいいかもしれません。

田辺輝恭

ReveDunJourプロジェクトは"夢”に特化し、子どもたち若者たちへ夢の持ち方・叶え方を発信しています。世界で夢を叶えてきた達成者たちが在籍。彼らから知恵と考え方を絞り取ることを是非としています。大和の心で我が儘に。