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古典的、でもじんわりヤル気でる方法

意外と多くの人が、日々の生活に疲れを感じています。

なので、コンサルタントをしていると、大体の会社で疲れたような顔をしている人を見かけるんですね。

もちろん、社長さんの悩みとしても「従業員のモチベーションアップ」というのは、かなり上位に入る課題だったりします。なので、ぼくも従業員との接し方に関しての相談は、ほんとうによく受けます。

といっても、2時間くらいかけてしっかり話を聞くこともあれば、社長さんと一緒にメシを食いながら淡々と話をしただけなのに「あー、なんか今日はもうスッキリしたわ。また来月もよろしく頼みます。」と終わる時もあるんですね(同じコンサル料にも関わらずw)。

で、こんな感じで従業員やパートナーとの接し方、モチベーションの上げ方を試行錯誤していると、意外と古典的なやり方が今も効果的であることがわかってきたんですね。

その古典的なやり方というのは『最近あった良いことを聞く』です。

つまり、なんの気無しに急に「なぁ、最近いいことあった?」と聞くということなんですね。

もちろん、「いや、別にないです」という時もあります。ですがそんな時も「へぇ、まあしゃーないな」と会話を終わらすんじゃなくて、「なんかあるじゃろぉ、小さいことでもええけぇ、言ってみ。」と、とことん促すんですね。

すると、「ええ、、?ゴミ箱にゴミを投げたら1発でスッと入ったとかですかね、、」みたいな、なんじゃそりゃみたいな答えがだいたい返ってきます。

でも、それでいいんです。

もちろん最初は聞かれた人も「なんかあったんか?社長は。」とちょっぴり怪しい感情を持つと思います。

ですが時間が経つと、ジワジワと少しづつ高揚感というか開放感というのが、下からチョロっと出てくるんですね。なんかちょっと機嫌が良くなると言いますか、、。

当然この古典的なやり方は「よっしゃ!やったるぜぇ!」みたいな、エナジードリンクのような効果はありません。気がついたらちょっと機嫌が良くなっている。その程度の効果です。

でも、その積み重ねが最終的にメチャクチャいい結果を生んだりするんですよね。

最近、他の人のいい話を聞いていますか?

意図的に、身近で起こったいい話をちゃんと拾っていますか?

それを認識するだけでも、人はやる気を持って仕事に励んでくれるようになります。信頼していきましょう。

田辺輝恭

ReveDunJourプロジェクトは"夢”に特化し、子どもたち若者たちへ夢の持ち方・叶え方を発信しています。世界で夢を叶えてきた達成者たちが在籍。彼らから知恵と考え方を絞り取ることを是非としています。大和の心で我が儘に。