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価値の基準となるもの

会社の価値の基準になるものって何だと思いますか?

もっと言うと、お客さんは会社のどこに価値の基準を置くと思いますか?

と言っても、いまいちピンときませんよね(苦笑)『価値の基準』というとちょっとイメージつきにくいかもしれませんが、要はお客さんが「この会社(お店)ってなんかすごいなぁ」と思うのは、どの部分を見るとなのか?という話です。

で、実はこれって、お客さんに限った話じゃありません。他にもスタッフや従業員の募集にも同じことが言えるんです。「この会社で働いてみたい」って感じで。

もちろん答えはいくつかあるんですが、ぼくなりに最も重要だと思ってるものは、『タダのもの』なんですね。

要は、会社がタダで提供しているものに、その会社やお店の価値の基準が作られるということです。

例えば、飲食店で考えるとわかりやすいかもしれません。

飲食店では、たいてい最初にお水をだしますよね。もしくは、あったかいお茶かもしれません。

で、そのお水なんですが、ただの水道水なのかはたまた浄水されたものなのか。それとも、レモンやハーブなどを浮かべたお水なのかによって、大きく印象が変わってきますよね。

ほかにも、お水がはいってるコップはプラスチックなのか。それともグラスなのか。グラスだとしてもちょっとしたブランド物をつかっているかどうか、という部分でお店に対する価値の基準が変わってくるんです。

もちろんインテリアや照明などもそうですよね。タダのものは挙げるとキリがありません。

でも、正直いうと、そんなコストばかり掛かるものに時間とお金を費やす余裕はないという場合もあるかもしれません。なので、多くの人はお店を開くと商品やサービスといった『有料のもの』のブラッシュアップにとにかく力を入れると思うんです。

でも、それじゃ正直いって戦いきれない時代になってきています。

なぜなら、すでに世の中には似たような商品、サービスがあふれかえっているからなんです。シンプルに飽和状態なんですよね。

そして、ぼくのような情報を武器にビジネスをしている人も同じです。コンサルティングの質や売上アップのノウハウをとにかく磨いたりしがちなんですが、それよりも注力すべきものは『タダのもの』です。

つまり、お客さんに無料でお渡しするものや、コンサルタントとしての見た目、動画やブログの質を上げるといった方が、とにかく重要になってくるんです。

ここまでお話しすると、もうわかりますよね。

お水やグラス、照明やインテリアといったコストがかかるものに時間やお金を費やす余裕がないのであれば、自分自身や発信する情報に磨きをかければいいのです。

で、ですよ。

なんで、『タダのもの』に注力すべきなのか?という点なのですが、タダのものに力を入れると、そこからエネルギーが生まれてくるんですね。で、そのエネルギーにお客さんがふれたとき、「え?なにこれ!?すっげぇ!」と、なるというわけなんです。

もちろん、全員が全員そう反応するとは言いません。ですが、エネルギーが高い場所には、エネルギーが高い人が反応するものです。

なので、結果として質の高いお客さんがやってきたり、質の高い人が求人に募集してきたりするようになるのも、なんら不思議じゃないんですね。

あなたの『タダのもの』はどうですか?

一度見直してみるのも、いいかもしれませんね♪

田辺輝恭

ReveDunJourプロジェクトは"夢”に特化し、子どもたち若者たちへ夢の持ち方・叶え方を発信しています。世界で夢を叶えてきた達成者たちが在籍。彼らから知恵と考え方を絞り取ることを是非としています。大和の心で我が儘に。