まっしろしろ

観想を書きます。駄文です。

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  • 僕の心のヤバイやつ 感想

    僕の心のヤバイやつの感想です。

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    戯言をまとめています。

最近の記事

僕の心のヤバイやつ 感想:Karte.66

今回は体育回。 柔道と創作ダンスという二択で、男子は柔道、女子はダンスと流れる中… "異臭騒ぎ"当然柔道を選んだ京太郎。 まあ、京ちゃんの選択は無理もないところだが、なぜか山田も柔道を選ぶ。 ダンス苦手で… という山田だが、邪な理由でダンスを選んだという足立(しかも柔道部)について言及される中、意味ありげなパンが描かれる。 (まあ、嘘じゃないんだろうけどね。それにしても足立……) 原さんも柔道を選んだことで、気分上々といったところの山田だったが、貸し出し用の柔道

    • 僕の心のヤバイやつ 感想:Karte.65

      今週もやってきた『僕の心のヤバイやつ』。 恐ろしき表紙絵に筆者の心は乱れまくる。 先生、絶対狙ってません? ともあれ、今回。 京ちゃんのギプスがとれ、二人の久々の学校風景が描かれる。 "イマジナリー京太郎をもう一度"一体何時になれば二人がくっつくのやらという読者だが、 イマジナリー京太郎が もうイケるぞ 京太郎ッ というセリフを叫ぶ最中、京ちゃんの下着姿というサービスショット。 (神よ……) 今までの山田の行動が、"友達"なのか"友達以上"の距離感なのか、

      • 僕の心のヤバイやつ 感想:Karte.64

        マ マ 来 た る山田ママのママみが予想以上で、ママみのオーバーフローを起こす筆者。 まさかだーやまと同じ感想になるとは思ってもみなかった。 (勿論、"え~~~"の中身は違いますがね……) 原さん、おねえに続き、"僕ヤバ"読者の性癖の新たな扉を開き続けようとする‟漫画の天才”桜井のりお。 今日のこの日にも、神の毒牙にかかる被害者が増えてしまったのである……。 ‟山田の部屋に隠れる京太郎”山田ママの帰宅により、山田の部屋に身をひそめることとなった京太郎。 山田は”ち

        • 僕の心のヤバイやつ コラム:静と動としてみる市川京太郎と山田杏奈

          Karte.63であまりにも感情が昂ってしまった筆者。 Karte.57から思っていたことが抑えきれなくなり、わざわざ記事を晒す。 いままでよりもより駄文感が高まっております。 美しいジャズを聴きながら、心穏やかにご一読いただければ幸いです。 さて、自分でも本当に不思議な感想と思えるのですが、京ちゃんと山田の関係は、男女の別という視点でとらえるよりも、京太郎の"母性的(父性的)な包容力”『=静』と、山田の"リビドー(愛と飢え)"『=動』という観点で見つめると、腑に落ち

        僕の心のヤバイやつ 感想:Karte.66

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        • 僕の心のヤバイやつ 感想
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          僕の心のヤバイやつ 感想:Karte.63

          まず、最初に申し上げたいことは…… あのさあ…… 君たち、いい加減好きって言いなさいよ!その一言でございます…… いや、チャンスはあったんですよね。 京ちゃんがフラグに気が付かなかっただけで、山田としては…… 以下、感想。 "パンツを取り戻した京太郎。お色直しの山田"無事"イージス(パンツ)"を取り戻した京太郎だったが、装着を終えた彼を待っていたのは、無情にも"モコモコ"の重装備で武装した山田だった。 なぜ着替えたという問いに、山田は、 萌子に貰ったけど 着て

          僕の心のヤバイやつ 感想:Karte.63

          僕の心のヤバイやつ 感想:Karte.62

          "The more you reason the less you create" 『論理的になればなるほど創造性は失われる』 ――Raymond Chandler Karte.61の衝撃の引きから、待ちに待っていた筆者は、その展開に瞠目した。 "敵地深く侵入する京太郎"高層マンションの一室。 目黒区のタワマンってどれくらいなのかしら。ともあれ、山田の両親に大分余裕があることはうかがえる。 (そもそも、山田の芸能活動を支援できるのだから、当然なのだろうけど……)

          僕の心のヤバイやつ 感想:Karte.62

          僕の心のヤバイやつ 感想:Karte.61

          "ごちうさ"三期が心温まるラストで終え、紅白での大泉洋に歓喜し、迎えた初春のめでたさに関わらず、"僕ヤバ"に翻弄され全くこころがぴょんぴょんしない筆者。 天空カフェテリアに行くことも叶わず、恐る恐るマンガクロスを開く。 "弾劾裁判未遂"朝、落ち込みながら登校する京太郎に、山田の友人三人組が声をかける。 マックでポテト1個(一本ではない)しか食べないと訝しむばやしこ。そこで尋問官関根。 イッチ 杏奈についてなにか心当たりない~~? さすが優等生関根、無駄な質問はしない

          僕の心のヤバイやつ 感想:Karte.61

          僕の心のヤバイやつ 感想:Karte.60

          久しぶりの感想で申し訳ありません。 私、恥ずかしながら山田のあまりにも哀し気な表情に心が乱れまくりまして、Karte.62まで様子を窺っていた次第でございます。 Karte.60の破壊力。もう、あのだーやまの表情を見て筆者は悶絶しておりました。 詳細は以下で述べるとして、まったく、下手したら当人たちよりも心を乱していたおっさんでございます。 いやもうね、だーやま、そんな顔しないでよ…… (いやまあ、京ちゃんとだーやまの恋はこれからますます盛り上がること間違いなしなの

          僕の心のヤバイやつ 感想:Karte.60

          僕の心のヤバイやつ 感想:Karte.59

          調理実習回。 容赦ない名刑事原の尋問が始まる。 (※鬼才桜井のりおの描くラブコメディにて、澱みなくガールズトークが繰り広げられております) "卵を上手く割れない山田"卵に怨みでもあるのかという程にぐしゃぐしゃに割る山田。 金生谷さんに『そっと割って』と促されるだーやまだが、やはり上手くゆかない。 だーやま、不器用だもんね。 腕を骨折している京太郎は、手持無沙汰に呆れながらその様子を見ているが、"ぬくもりの人"原さんに話しかけられる。 ‟ぬくもり刑事 僕ヤバ派”自

          僕の心のヤバイやつ 感想:Karte.59

          僕の心のヤバイやつ 感想:Karte.58

          相も変わらず天才的なマンガセンスを遺憾なく発揮するのりお先生。 Twitterの予告で読む前から気が動転しまくりでした。 おい、山田。なんだその表情は。 "こころ こころ乱れ"まくりであろう読者を誘うかのように、前回の場面から引き続き、京ちゃんと山田は教室へ。 "始業前の教室"早速ばやしこが骨折した京ちゃんに絡んでくるシーン。 山田が言っててさ――― 必死に黙らせようとする山田。わかるよ、だーやま。例え本当のことだとしても、京ちゃんの知らないはずのところでばらまい

          僕の心のヤバイやつ 感想:Karte.58

          桂離宮

          京都には数度足を運びましたが、訪れて一番美しかったと思えたのは、桂離宮でした。 計算されつくした回遊式庭園。 宮廷人の憩いを忍ばせる茶屋。 そしてそれらを形作る銘木と苔、岩の数々。 とにかく、凄く"整っている"場所なんですね。 私は友人とこの庭園を歩きましたが、どこを見ても素晴らしい景色で、視野に入る総てが"画"になってしまっているわけです。 貴族趣味の超絶センスによる"耽美"の世界です。 苔むした土橋。色味がかってきた木々とのコントラストが善い。 松琴亭。侘

          僕の心のヤバイやつ 感想:Karte.57

          いや、ほんと、のりお先生天才なんじゃないですかね。 感想を毎回書こうとすると、たぶんこのセリフが常套句になると思いますが、のりお先生の仕掛けた策にまんまと引っかかっているような気がする。 いや、ほんと、のりお先生はお漫画の天才でらっしゃる。 それで、私が何を言いたいかと言うと、今回の僕ヤバは、とても凝った内容で、解釈がとても難しいという事。 "京太郎の悪夢"冒頭の京ちゃんの夢。 受験に失敗した京太郎は、失意の中公立中学に入学する。自身の所謂『グロ趣味』にドン引く同級

          僕の心のヤバイやつ 感想:Karte.57

          sacaiと私

          最近では、我が国で一番勢いのあるブランドとも言われる『sacai』。恥ずかしながら、私もいくつか愛用しております。 中でも、ラルフローレンに代表されるような、『ダウントン・アビー』旋風吹き荒れる強烈なブームよりも前ではありますが、2013年の秋冬として発表されたメンズのジャケットが、私の好みにぐさりと刺さり、今でも最高の一着として大事に使っているところであります。 サカイはイケイケなブランド(死語か?)でありましょうが、トラッドが大好きな私にとり、このコレクションはまさに

          山猫(Il gattopardo)

          大学生の頃から、幾度となく鑑賞している映画。私が今までで一番愛してやまない映画です。 ほぼはてなブログの丸コピーですが、どうしてもここでも触れておきたかったので、加筆しながら書いておきます。 ”耽美なるイタリア貴族の没落”毎度3時間程度の長丁場を終えると、感動のあまり語彙力が低下して、魅力を発信する為の能力が無くなってしまう気がします。 ですが、最近、とみにこの映画、私はどうみていたのかしら、と、記憶がぼやけてしまうことが多々あるので、アルバムを作ろうかしら、と思い立っ

          山猫(Il gattopardo)

          今日から記事を書くにあたり

          今まで、何かウェブ上で書きたいという事がありませんでしたが、『僕の心のヤバイやつ』のファン同士の盛り上がりを目撃し、感想熱が高まるにあたり、好きなこと、関心のあることの記録として、備忘録を書き始めたいと思いいたりました。 無精なものですから、三日坊主となりそうな雰囲気がしますが、こころのときめきと衝動を大事にして、文章を書き連ねていければ善いと思います。

          今日から記事を書くにあたり