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子宮頸部高度異形成から子宮全摘出までの記録

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2008年に高度異形成の検査結果が出てから、レーザー蒸散術を3回、円錐切除を1回、そして2023年に子宮全摘出をしました。これまでの経過と入院についての備忘録です。
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#高度異形成

高度異形成から上皮内癌になるまで。2008年の最初のレーザー蒸散術

年始早々入院しまして、子宮全摘出してきました。 私は2008年に子宮頸部に高度異形成の検査結果がでてから、レーザー蒸散術を3回、円錐切除術を1回しています。そして今回やっと子宮全摘出しました。 この記事を読もうという方の中には、現在、検査結果に不安になったり、手術を控えて不安になったりしている方がいるかもしれません。医師の説明を聞いて理解してはいても、心配ごとが頭に浮かぶととにかく検索してしまいますよね。 私もそうです。 だけど、自分の体と他人の体験が同じかどうかなんて

2008年からの経過と2017年の2度目のレーザー蒸散術

■2008年以降の経過術後の経過は順調でその後2014年までは健康診断でなにもひっかかることなく過ごしました。 ■2016年に再発確定 異形成というのは、軽いものであれば免疫でなくなってしまうことがあります。だから軽度や中度だと経過観察になるのです。 最初のレーザー蒸散術から8年間なにもなかったので、再発はすることはないのではと思っていました。しかし2015年の健康診断で軽度異形成の検査結果がでます。嫌な予感はありつつも経過観察なことは変わりないのでその年はそのまま過ご

2022年3回目のレーザー蒸散術

■2017年以降の経過ここから先は検査結果の紙が残っているものもあるので、可能なものは画像もアップしていきます。2回目のレーザー蒸散術から4年目に再発してからのことになります。 ■2021年にまた出た高度異形成 2021年の健康診断で「早めに婦人科を受診してください」との結果がでました。 「またか…」と思うと同時に前回より再発のスパンが短いことに気づきます。この時すでに嫌な予感しかしないものの、やることは決まってます。同じ状況なら3回目まではレーザー蒸散術だから。 数

2022年子宮頸部円錐切除と入院のあれこれ

■子宮頸部円錐切除をすることに前回の記事で書いたレーザー蒸散術後の細胞診、組織診の結果、円錐切除をすることになりました。 円錐切除は子宮頸部の病変箇所を円錐に切除する手術です。日帰りでできる病院もあるし、もっと入院期間が長い病院もあります。私は1泊2日の入院で、入院日に手術して翌日退院という日程でした。 ■検査から術後までのスケジュール 今回は1泊2日とはいえ入院なので、PCR検査を受けなくてはなりません。 ①手術する病院での診察と術前検査 ②麻酔科のオリエンテーショ

子宮全摘出①入院までの診察スケジュール

■大学病院での検査と入院前までのこと円錐切除後の検査の結果、詳しい検査と子宮全摘出の可能性がでてきました。今回は大学病院での診察日程や入院までのことをら書いていきます。 ■まずは大学病院へ クリニックでの診察から1週間後に大学病院を受診しました。紹介状などは先に郵送済です。 診察室にはいり紹介状やら検査結果をみた先生いわく「大体の場合、この病院の病変は表面にでてくるものだけど、まれに奥にできる人がいる」とのことでした。その他もろもろ説明してくれたのち「もう1回円錐切除を