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ランニングはありorなし?

A.やりたい人はやればいいけど強制的にやらせるのだけはなし派。

ランニングの効果って「心肺機能の強化」「フォームの再現性・身体操作バランスの調整・反復」「下半身の筋トレ(持久力重視)」「有酸素運動としてカロリー消費」あたりだと思うんで、狙いとか効果自体は野球においてある程度有効だとは思うんですよね。

一方で「量」「コスト」と「狙った効果が得られるか」は吟味する必要があると思っていて、一定期間継続出来ないバランスで単発こなしても意義が薄いんじゃないかと思うわけです。
トレーニングの効用って結局「負荷✖️回数(時間)」なので。

ここで重要なのは「ランニングの負荷」ってのが選手によって違う+外から測れない点なんですよね。

例えばベンチプレスならマックス60kg挙げられるから40kg10回でトレーニングしよう、とか言えますし、マックス120kg挙げられるのに50kg10回とかでやってたらそれは「手を抜いてる(効果が薄い)」と客観的に言いやすいわけです。

しかし、ランニングでは「どの程度が適切な負荷なのか」が客観的に示しづらいのと、殆どの選手にとって必要な「瞬発力」が失われるリスクがあるんですよね。
もちろんスタミナと投球リズムを整える必要がある先発投手、きつい姿勢を長時間キープする捕手、炎天下での練習に耐える高校球児等、場面場面では持久力が必要な場面もありますが…一概に強制するってのはどうなんかなあと思います。

と言うわけで結論として、僕の作るチームで「長時間のランニングの強制」はありません。
走りたい人は止めませんが「全体練習で長い距離(100メートル以上)走る」はしません。あるとしてもレクリエーションでリレーやりたいか選手に聞くくらいかなあと。

練習を組む上では「狙い」をはっきり伝えて
その上で練習中どこに意識を持つかを伝えるべきだと思います。

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