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転職活動をするにあたって、先に本で学習すると危険な理由

Masaです

昨今は転職ブーム。
そんな中で「自分には何が向いているのかな」と思い、「この際だから好きなことを仕事にしたいな」なんて思っている方に注意喚起です。

特に情報収集をネットだけでなく、本も活用して調べていく方は特に参考にしてほしいです。外部の情報収集に偏りすぎると、なぜ失敗するのかの見解をまとめてみました。

就活が失敗に陥る理由


・その1:好き>得意の状態になる

まず好きと得意の定義から説明していきます。
◆定義
・好き:今現在、興味がある対象
・得意:日常生活において、癖でやってしまうこと

そしてもう一つ知っておいて欲しいことは、
・好き=時期によって変化する
・得意=時代に左右されない

ということです。
例えば僕の例でいうと、副業を始めたことがきっかけでwebマーケティングに興味が湧き、転職活動を始めたのですが、例えば僕の場合の好き、興味はこんな感じです。

◎僕の場合
・好き:webマーケティング(全くの初心者がどう世間から認知されるのか、そのノウハウを知りたい)
・得意:相手の癖、特徴をよく観察すること

なんか一見、好きと得意がリンクしている感じがしますが、マーケティング職に関して言うと、売り上げデータから効果のある戦略を見つけ出し、実行することが求められます。そのため、どちらかというと1(自分)対大勢の構造になっています。

なので、例えばですがシンクタンク、のような市場調査をメインの業務にされている方、研究者とかもタイプとしてはマーケティング寄りだと考えています。これら仕事に共通するのは、成果を大勢の方に一気に公表する、というところですね。

では得意に関してはと言うと、この場合、一人に集中して向き合うという形をとることから、1対1の構造をとっています。
1対1の構造が好きな人は例えばコンサル、営業とかの方が得意は活かしやすいです。僕みたいに占いでお客様と1対1で話し合うのが好きな人、対面型の店舗で人の顔を見るのが好きな人、等はこちら向きですね。

そのため、僕の場合だと、興味のあるマーケティング職に就いたとしても自分の「得意」が中々活かされないという結果になってしまいます。

重要なのは、
自分の得意と合った好きな仕事をすること


そのためには、まず自己分析からの「得意」をあぶりだす作業が先に必要になります。

ここでタイトルの「先に本を読んではいけない理由」に戻るのですが、これがなぜ危険かというと、自分の出来ることに十分フォーカス出来ないから、となります。

・その2:書籍のイメージで仕事を見てしまう


度々僕の例で恐縮ですが、マーケティングを学ぶにあたり、著名な森岡毅さんの本を読み漁っていました。

別に本を読むことそれ自体はものすごくためになることです。ただ、著名な人の書かれた本って、めちゃくちゃ分かりやすい上に感情を揺さぶられるんですよね(これが結構危険)。

本を読み終えたときは「めっちゃ感動した!マーケッターになりたい!」と意気込んでいるのですが、実際にやってみると萎えることはたくさんあります。その主要因が現実とイメージのズレです。

最初本を読み終えたとき、マーケッターって売り上げを改善することで会社並びに人を救える素晴らしい仕事、みたいなキラキラ✨イメージがまぁ凄かったです(笑)

ただ、転職活動や副業でのweb広告作成を通じて、「あっ、また緻密なデータにらめっこ作業か」と感じたことはほんとに多くて。
最終的に転職先をwebマーケ業界から離れることになりました。

何が伝えたいかというと、勝手に思い描いているイメージで好きになっていないか、ということです。

これを見てくださっている方には得意と好きを両立した仕事を選んでもらえたらと思っています。

最後に

得意なことをみつけるにはどうすればいいか、を見つけるポイントは
・自分が癖でやっていること
・あんまり頑張っている実感がなかったのに、人から誉められたこと

上記2点の経験を書いていきましょう。
その際、凄い実績じゃないから書く意味ないかな~とは思わず、なるべく出していってください。

それら個々の経験に共通する、あなただけの強みが出てきます
個性を遺憾なく発揮してみてください。

ではまた!

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