500回以上通って学んだ、ととのいを倍増させる3つのポイント
空前のサウナブームですが、皆がこぞってサウナは通う大きな理由の一つが「ととのう」ためかと思います。
2019年から4年ほどサウナへ通い続け、さまざまなサウナ本も読む中で学んだ、サウナでととのうための3つのポイントについて紹介します。
この記事で言う「ととのう」とは
この記事で説明する「ととのう」について、私は下記のように定義しています。(ドラマ「サ道」内で使用されるととのったーと同じです)
サウナ施設に行き自律神経の乱れが修正され、結果として「身体の調子が良くなること」をととのうと言う場合もありますが、この記事では上記をととのうの定義とします。(※生みの親の濡れ頭巾ちゃん氏の定義と違うかもしれませんが悪しからず)
参考文献でも紹介している「医者が教えるサウナの教科書」によると、ととのうとは下記として定義されています。
休憩中の恍惚感を最大化する=ととのうための3つのポイントを早速紹介します。
①空腹の状態でサウナへ行く
いろいろなサウナに関する記事や本を読んでいるのですが、その中であまり語られないととのうためのポイントが、空腹でサウナへ行くことです。
(お酒を飲んだ状態でサウナに入るのは危険といったことを多く語られていると思います)
こちら詳しいメカニズムはわかっていないのですが、経験則からして空腹であれば空腹であるほどととのいやすいです。
嘘だと思ったら次にサウナへ行く時に試してみてください。
おそらくですが下記あたりが原因で胃に食事が残っている状態ほど、ととのいづらいのではと考えています(※医学的根拠はわからない)
サウナや水風呂に何分入るといったtipsが紹介されていますが、サウナへ行く前にけっこう勝負がついてしまっているというのが私の考えです。
②サウナと水風呂では「心拍数」に注目する
ととのうに大きく関係するのが自律神経ですが、自律神経の状態を客観的に把握するために役立つのが「心拍数・脈拍数」です。
心拍数というと難しい感じがしますが、私がサウナ室に入っている時に目安としているのが
ちょっとしたランニング時くらい心拍数が上がったら出る、です。
どれくらいの心拍数が良いのかは参考文献にも記載がありますが、こちらは各人が実際の経験を元に微調整していくことが良いのではと思っています。
水風呂に入る時もシンプルで
サウナ室で上がった心拍数が平常状態に戻ったら出る、です
(把握しづらい部分もあるので1分ほどと時間を決めておくでもよいかもしれません)
湯船につかってからサウナ室へ行くという方も多いのではと思いますが、湯船につかった後はつからない場合に比べて心拍数の上昇までにかかる時間が異なりますので、それらも踏まえて入る時間を調整していくことをおすすめします。
③水風呂の後は速やかに休憩へ
サウナ→水風呂を通過したら残りは休憩するのみですが、水風呂から出たら速やかに休憩スペースへ向かうことが3つ目のポイントになります。
なぜ速やかに休憩へ向かうことが重要かというと、真のととのいタイムは2分ほどしかないからです。
医者が教えるサウナの教科書によると、ととのう=アドレナリンが分泌されているが副交感神経優位の状態です。
ただし本著によると、アドレナリンが血中で効果を発揮する時間=血中半減期は2分ほどしかないようです。
休憩中の恍惚感を十分に味わえる貴重な2分間のためにも、水風呂から出たらすばやく椅子に座り休憩状態となることが重要になります。
(この観点で池袋のかるまるは水風呂から外気浴スペースが遠いのがネックだなと思っています)
参考文献
サウナに関する研究者として、国内でこの方の右に出るものはいないのではないでしょうか。サウナの入り方を深めたいという方におすすめです。
番外編:ととのうためのTips集
サウナ室にて
サウナへ入る前に湯船で身体を温めておく(サウナ室へ入る時間が短くても体を温めやすい)
サウナ室では一番上の段に座る(上に行くほど温度が高く、温度が高いほど交感神経優位にもなりやすい)
サウナ室では頭にタオルを巻く(頭を高温から守り長くサウナ室へ入っていられるように)
サウナ室では座禅状態で座る(足もしっかり温めるため)
水風呂にて
水風呂に入る前は水ではなくお湯で汗を流す(身体を早めに冷やさないことで貴重なととのいタイムを消費しないように)
水風呂では大きく呼吸をする(冷たさに負けてすぐに出ないように)
水風呂から出たらすぐにタオルで身体を拭く(休憩中に身体を冷やさないように)
休憩中にて
遠い外気浴スペースなら近くの浴場の椅子を選ぶ(貴重なととのいタイムを消費しないように)
口ではなく鼻呼吸をする(副交感神経優位になりやすいように)
ととのうに着目し過ぎない(禅問答的なやつです)
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