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フランチャイズ展開のメリットとフランチャイズ展開に向いている経営者の特徴

みなさんこちらの映画を見たことありますか?

マクドナルドがどうやってここまで増えたかの映画です。最近、AmazonプライムやNetflixでも配信してますので、見てない方は見てみてください!お話の中心はフランチャイズのお話ですが、フランチャイズ展開したことによって爆発的にマクドナルドは店舗を伸ばします。

この映画を見ると、フランチャイズ展開すると儲かるじゃん!って感想と
フランチャイズって危ないじゃんって感想の2つがあると思います。。(笑)

そんなフランチャイズのことを今回はフランチャイズ本部向け、
これからフランチャイズ本部を立ち上げる方、向けに書いてみました。

・そもそもフランチャイズとは?

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フランチャイズってコンビニとか飲食店で知ってる方多いと思いますが、近年はWEBの会社がフランチャイズ展開してたり、経営コンサルティングの会社がフランチャイズ展開してたりで、ビジネスの展開手段として、増えてきた気がします。実店舗じゃなくても、仕組みとブランドを売るのがフランチャイズなので、店舗なくても問題ないのです。

”ビジネスの展開手段として、フランチャイズが持ち入れられる”

フランチャイズは、フランチャイズ本部とフランチャイズ契約を結ぶことで、本部が有するノウハウやシステムなどを得られるシステムのこと。それに対して加盟オーナーは、フランチャイズ本部にロイヤリティを支払うビジネスモデルになっています。

ロイヤリティは「総売り上げの5%」や「坪3万円」など、本部によって異なります。

最近のニュースでは、フランチャイズと加盟店側のニュースが取り上げられますが、あのようなニュースを見ると結局フランチャイズ本部が儲かって、加盟店は儲からないんでしょとか、フランチャイズ本部をやっても、加盟店から訴えられるのでしょ?ってネガティブなイメージをとらえますが、そもそもフランチャイズ本部が儲かってないと、加盟店は本部からサポートや広告、商品開発ができません。

なので、フランチャイズが儲かってないと加盟店としてはメリットがないのです。もちろん、本部だけ儲かって、加盟店にサポートしない本部もあるのが事実ですが、それが全てではないですが。

FACTFULNESS(ファクトフルネス) という本にも記載ありますが、思い込みを捨てて、データで正しく見ることが大切です。これは加盟する側も、フランチャイズ本部を運営する側もです。また、人はネガティブな情報に目が行きます。良いニュースは出ないけど、ネガティブなニュースが良くテレビでは放送されるようになってます。

FACTFULNESS(ファクトフルネス)を見てない方は是非、見てみてください!
YOUTUBEで紹介されて、これがわかりやすいので紹介します
※フランチャイズとは何も関係ないです。


何が言いたいかと言うと、データで正しく見ること!

日本フランチャイズチェーン協会によると、2018年度の国内フランチャイズチェーンは1328チェーンであることが分かっています。

では、なぜここまで増えたのか?

それは、フランチャイズ展開をすることに多くのメリットがあるから。ここからは、フランチャイズ本部視点で、フランチャイズ展開をするメリットについてお話しします。


(目次)フランチャイズ展開するメリット
1.スピーディに事業拡大できる
2.少ない投資で多店舗展開できる
3.認知度向上もスピーディに
4.フランチャイズ本部は儲かる?

1.スピーディに事業拡大できる


事業を拡大するためには、多店舗展開がひとつの戦略になってきます。しかし、すべて直営店でオープンするとなると、莫大な時間と人的リソースが必要に……。

現在、フランチャイズ展開しているチェーンのなかには、20年という長い年月をかけ、直営のみで100店舗以上に拡大したチェーンもあります。

こういった例からも分かるように、直営店だけで事業を拡大するのは簡単なことではありません。

しかし、フランチャイズ展開なら、一気に店舗網を拡大できるだけでなく、短期間でマーケットシェアを拡大できるのです。マーケットのシェアを拡大することで、売り上げの底上げはもちろん、企業の持続可能性を高められます。

2.少ない投資で多店舗展開できる

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新規で店舗をオープンするには、物件取得費や資材調達費など、莫大な費用が必要になってきます。飲食店で直営店を増やすとなると、約1500万円で1店舗をオープンしたとして、36か月初期費用を回収できたとしても、1500万円が戻ってくるのに約3年間かかるのです。

しかし、フランチャイズ展開でしたら、物件取得費などといった出店に必要な諸々の費用は、加盟店側が負担します。

その結果、直営店でオープンするよりもはるかに少ない投資で多店舗展開ができるのです。加盟店もそのブランドとノウハウを利用でき、ブランディングされた状態から事業展開できるので、双方にメリットがあるが事実です。

3.認知度向上もスピーディに

店舗が増えるということは、それだけで宣伝効果(ブランディング)にもつながり、たとえば、2店舗だけのチェーンと、100店舗を展開しているチェーンでは、後者のほうが認知度が高いのはいうのは、みなさんもわかると思います。

店舗が増えればチェーンの認知度が上がり、それに伴って信頼度も上がり、集客が見込めるという相乗効果を得られるので、ブランドを素早く増やしたい方はフランチャイズ展開をするのです。

4.フランチャイズ本部は儲かる?

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ズバリですが、やり方がうまい本部だと儲かります。
うまいとは→ロイヤリティーはフランチャイズ本部の収入ですが、加盟店をサポートしなければいけません(契約によりますが、サポートは必須ではない)サポートできるための投資をしてるか?がポイントになります。
・スーパーバイザーの設置
・加盟店の集客を増やすためのマーケティング費用
・新商品開発やホームページの改修
etc

フランチャイズ展開とは仕組みづくりであり、仕組みがしっかりとしてれば、自動的にロイヤリティーが本部に入ってくるようになってます。
一度仕組みを作り、加盟店をサポートできる仕組みがしっかりしてると、
店舗数が伸び、口コミで加盟店が増えていきます。

フランチャイズ展開の初期段階でも、加盟金などで一時的に売り上げを上げることはできます。加盟オーナーが増えれば、それに比例して売り上げも上がります。しかし、加盟店ばかり増えたところで、売り上げが上がらず撤退してしまっては元も子もありません。。

ロイヤリティーとは、加盟オーナーが本部に対して支払う「権利使用料」みたいなもの。本部によって「固定制」「変動制」は異なりますが、仮に月の売り上げの10パーセントをロイヤリティと設定した場合、売り上げが上がれば上がるほどロイヤリティも増える仕組みです。

加盟オーナーが儲かってはじめて、フランチャイズ本部も儲かる。儲かる加盟店オーナーが増えれば、本部の売り上げもストック的に増えていきます。そのためにも、マニュアルをしっかり作り込むのはもちろん、コンセプトやストロングポイントを明確に設定したうえでフランチャイズ本部を構築する必要があります。

では、フランチャイズパッケージをどう作るのか?そのために決めなければいけない13のことを後編でお伝えします。

また、これでおわかりになるようにフランチャイズ展開は何も実店舗だけでなくても良いこと!フランチャイズ展開はWEBのIT業界でもやってる会社もありますし、経営コンサルティングの会社も本部としてやってる会社もあるので、今後は実店舗じゃなく、ノウハウとブランドを活用したフランチャイズが増えていくんじゃないかとおもってます!

今、実店舗やノウハウやブランディングがある会社はフランチャイズ本部を作ってみましょう。儲かるから作るのではなく、社会貢献として、そして自分のビジネスを大きくする手段として検討してみてはどうでしょうか?

後編では、フランチャイズ本部を作るにあたり、決めなければいけない「フランチャイズ本部構築の13のステップ」で細かくお話しようとおもいます。

今後、フランチャイズ展開を検討している方や、将来的にフランチャイズ展開を見据えている方にとって、有益な情報になっています。

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