キッチン水栓をタッチレスに交換 ④コンセントの増設
非接触・タッチレスで水を出せる
ナビッシュハンズフリーA9タイプ(寒冷地仕様)を購入しました。
以前の水栓を取り外して、取り付け・水道との接続まで終わりました。
乾電池式のタッチレス水栓もありますが、
交換の手間を避けるため、電源直結のタイプにしました。
(停電中でもカウンター下のバルブ操作で水は出せます)
キッチンカウンター下にコンセントが必要です。
計画
対面キッチンの真裏(ダイニング側)に
既設のコンセントがありましたので、ここからの送り配線にします。
以前、玄関にコンセントを増設したときに準じて。
既設コンセントは、
2p電気のコンセント1口とガスコンセントが一体のもの。
(壁埋込CE型ガスコンセント)
都市ガスは空気より軽いので、
電気が下・ガスが上になるように設計されています。
ここにはガスストーブを接続して使っています。
弱電とガス管は接触してはいけないので、
ライトイエロー色のコルゲート管(PF管より柔らかいもの)で
離隔がとられていました。
準備した材料
コンセントは一口あれば十分なのでミニプレートを使用。
キッチン背面の幕板に50x50mmで開口して、はさみ金具で取り付けます。
ミニプレート(コスモシリーズ・ラウンド型) panasonic WTF7071W
コンセント panasonic WN1001MW
はさみ金具(手持ちにあった石膏ボード用を流用) panasonic WN3993
VVF(1.6,2P)ケーブル 1mくらい
まとめチューブ(電源とガス管が直接接触しないように離隔をとるため)
オーム電機 DZ-FMC91 14mm 91cm
作業
※
実際のコンセント増設作業は、水栓の交換前に済ませました。
①コントロールボックスの取り付け
センサーやバルブから出たコードをつなげるコントロールボックス。
施工説明書では、水栓のホール部から左右15cm以内の範囲に
とりつけることが推奨されてます。
あと、ボックスのフタの開閉ができるように
ボックス右側には3cmのスペースが必要です。
コードの届く範囲、
かつ、水漏れが生じたときにコードを伝ってボックスに入らないように、
配線をたるませておける場所を選定します。
取り付け作業が可能なところを選定(30分くらい悩んだ)
2本のネジでコントロールボックスを取り付け、
コードを接続しました。
コードが強く引っ張られるとコネクタを破損するおそれがあります。
付属の結束バンドで固定しました。
②開口
ミニプレート用に指定された開口寸法(50×50mm)で、
カウンター下奥の幕板を開口します。
幕板の奥に、ガス管や電源ケーブルなど、
傷つけてはいけないものがないことをあらかじめ確認しておきました。
罫書いた線の内側4隅に、
手元にあった一番太いドリル(6mm)で穴を開け、
先端が細くなっている引き回し鋸で開口しました。
あとで化粧プレートで隠れますので、
フチはギザギザのままで構いません。
③新設コンセントの取り付け
適切な長さに切ったVVFケーブルを新しいコンセントに接続して、
全長にコルゲートチューブをかぶせました。
コンセントを取付枠にはめこみ、
はさみ金具をねじ止めした取付枠を開口部に挿入して、
垂直をとって幕板に固定します。
化粧プレートをとりつければ、新設部分は完成です。
④既設コンセントへの接続
ブレーカーを落とし、
電気が流れていないことを確認してから作業しましょう。
ガスコンセントの化粧プレートは、
シンプルに引っ張るだけで外れます。
ガス管部分には触れません。
2本の小さな+ネジを外せば
(電気の)コンセントが取り付けてある取付枠だけ取れます。
新設コンセントに向かうケーブルを差し込みました。
極性を間違えないように。
もともとの接続と同じようにビニールテープも巻いておきます。
完成!
近場にあった既設コンセントから、
送り配線で新しくコンセントを設置しました。
材料費1000円以内、実作業時間1時間以内。
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