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問いを立てることが大事

昨日妻に、「問いを立てることが大事」と伝えました。
すると今朝、妻が、「良い問いの立て方が分からない」と言ってきました。
私はこう答えました。
「良い問いかどうかより、ちゃんと問いの「形」にすることが大事だよ」
答えながら、自分でも「なるほど、そうだよなあ・・・」と思ったので、今日はこのことについてまとめていきます。

人は言葉にすることで自分を理解する

自分の考えや気持ちは、言語化することがとても大事です。
なぜなら、人は、言語化することで、理解しているからです。
逆に言うと、言語化できないことは、まだ理解できていないことでもあります。
だから、自己理解を進めるためには、自分のことを言語化することが不可欠なのです。

書き出すことが大切

そこで、思っていることや感じていることを紙に書き出す、ジャーナリングというものがあります。
妻も、毎朝のルーティンとして、ジャーナリングをやっていました。
今、自分の中にあるものを言語化して外に出すことで、精神的な負担がずいぶん軽減します。
また、自分の状態を客観的に知ることができるので、気づきにもつながりやすいです。

ただ書き出すだけでは深まらない

しかし、しばらくやっているとこんな疑問が浮かんでくることがあります。
「自分はこれで前に進めているのだろうか?」
「気分は楽になるが、なんだか深まりに欠ける気がする・・・」
自分の考えや気持ちを書き出しているけど、いまいち考えが深まらない。
そんなときは、どうすればいいのでしょうか?

問い(テーマ)を決める


書き出してはいるものの、どこか深まりに欠けると感じたときは、「問い」を決めてみましょう。
問いを決めることで、何について書くのか、テーマを固定することができます。
テーマが固定されることで、考えがあっちこっちに飛び回るのを防ぐことができます。
その結果、一つのテーマについて深く考えることができるのです。
※逆に、ジャーナリングは、あっちこっちに飛び回れるところがメリットでもあります。
適材適所ですね!

質問形にすることが大事

冒頭の妻との会話での私の答え
「良い問いかどうかより、ちゃんと問いの「形」にすることが大事だよ」
これは、問いの中身よりも、ちゃんと疑問形にして自分に問いかけることが大切という意味です。
人間の脳は、問われることで急速に答えを探し出すために回り始めるのです。

3つの強力な問い

問いの中でも特に強力な問いがあります。
それが以下の3つの問いです。
WHY「○○はなぜか?」:ものごとの前提を明確にする問いです。
WHAT:「○○とは何か?」:ものごとの定義を明確にする問いです。
HOW:「○○についてどうするか?」:未来に向けて、行動を明確にする問いです。

過去についてのWHYは感情表現

親が子に「なんで○○したの!?」と詰め寄ることがあります。
一見、WHYの問いの形をしているように見えますが、これは質問ではなく、感情表現です。
怒り、イライラなどを表したいがための、「ダミー」です、
このような問いが浮かんで来たときは、すかさず
「今、何を感じているのか?」
「今、どのように感じているのか?」
という問いに変換してみてください。
自分の感情を言語化することができるでしょう。

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