「シェア型書店の仕組みを解説!初心者の方もOK」
■序章:
こんにちは!
福島県にオープン予定のシェア型書店「Arumatie(アルマティエ)」です!
今回は、シェア型書店の仕組みについて詳しく解説していきます。
新しい読書の仕組みやコミュニティについて見ていきましょう。
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■シェア型書店とは?
シェア型書店とは、自分の趣味などで集めた本を共有できる新しい書店の形態です。
”本のマンション”のようなもので、1つの店舗内に本棚が設置されていて、それぞれの”棚”を異なる個人(棚主と呼ばれます)が運営している本屋です。
各本棚は、棚主が選んだ本で埋め尽くされ、店内は異なる趣味や興味を持つ人々が集まるスペースとして利用されます。
シェア型本屋は、東京や大阪など都市部で徐々に店舗が増えてきており、
地方にも広がっていっています。
■シェア型書店の仕組みを解説!
それではここから、シェア型書店の仕組みを詳しく解説していきます。
1.シェア型書店と普通の本屋との違いは?
シェア型書店と通常の本屋との違いは、主に「オーナーの人数」です。
シェア型書店では、複数のオーナーが棚主として1つの店舗を共有します。
一方、通常の本屋は通常は単一のオーナーによって経営されています。
また、シェア型書店はコストを棚主で分散しリーズナブルに抑えつつ、本の品揃えに多様性があります。
2. 趣味から広がる個性的な本の棚
シェア型書店は、読者側であるユーザー(棚主)が自身の本の棚を持ち、そこに趣味の本などを並べることができるプラットフォームです。これにより、他の読者と共通の興味を共有することができます。
3. 仕入れの仕組み!
シェア型書店の仕入れは、出版社からの新刊仕入れをおこなったり、古物商という資格を取得して古本を仕入れる方法などがあります。
また、オーナー自身が所有する本を店舗に提供する方法もあります。これにより、多様な種類の本が揃います。
(詳しくは、シェア本屋の始め方、5つのステップ! note)
4. 本屋の店舗経営ができる
シェア型書店では、棚主として自分自身の本屋を運営する体験を楽しむことができます。
将来は本屋を運営してみたい、本を置いたカフェやヨガ教室を運営してみたい、という方が1歩目に使ってみるのも方法です。コーヒーやヨガの本などを並べてみましょう。
5. コストがリーズナブル
通常の書店経営に比べて、シェア型書店のコストは低く抑えられることが多いです。
物理的に店舗運営の全てをする必要はないため、賃貸料や店舗運営に関わる諸経費が削減でき、効率的な運営が可能です。
6. 出版業界と繋がる!?
場合によっては、出版業界の方とも繋がることができるでしょう。
出版社や著者に連絡をとってみれば、新たな書籍の発掘や別のビジネスの方向性を示す手がかりを発見するかもしれません。
■感銘を受けた本などをシェア!
シェア型書店では、どの様な本を置けばいいのか迷うこともあると思います。
ここでは、"独断と偏見"から棚に並べるオススメの本の種類をご紹介します!
1.感銘を受けた本
まず自分が今までに感銘を受けた本はないでしょうか?学生時代に読んだ本、大人になってから購入した本、読者にその書籍をシェアしてみましょう。
2.勉強になる本
勉強になる本は、新しいビジネスアイデアや知らないスキルを知るきっかけになります。
さまざまな分野、専門知識に関する情報を提供すれば、学びのコーナーとなります。
ビジネス書、自己啓発書、歴史書、科学関連の書籍など、幅広いジャンルが考えられます。
書籍は、その分野の本を100冊読めばプロの知識が学べる、と言われることもあります。
色々と置いてみましょう。
3.いつも見返す救ってくれた本
歌詞を集めた本、詩集、偉人の書籍など、何かある時にいつも見返す力となってくれた本のシェアも良いでしょう。
また、逆境を乗り越えた経営者の書籍などもビジネスに力を与えてくれます。それらの本を集めたコーナーを作ってみても良いでしょう。
4.面白い本
最後に面白い本も良いでしょう。
シェア書店は、運営ルールから逸脱していなければ基本的には制限はないので、お笑い芸人好きの人が関連書籍を集めても良いですね!
また、子供向けに飛び出す絵本やナゾナゾの本などを集めるのもニーズがあるかもしれません。
■シェア型書店のメリットとデメリット
シェア型書店は、メリットとデメリットがあります。その一部をご案内します。
メリット①多様な本の発見
メリット②店舗運営コスト削減
コンパクトながら、シェア書店は店舗運営となります。通常の店舗に比べコストを削減できるため、リーズナブルな運営費用が期待できます。
シェア書店で練習し、ステップアップで店舗運営、という方法も考えられます。
メリット③自動販売のようになる
これは、デメリットにもなりえるのですが、シェア書店は本を設置してしまえば、毎日店頭に立つ必要はありません。ですので、上手くいけばですが店頭にいなくても本は売れていきます。
ただ、店舗によって異なりますが、「店番」として棚主が順番に店頭に立つ当番があります。
デメリット①品揃えのバラつき
ユーザー側が棚主となり本を提供するため、書籍の品揃えにばらつきが生じることはあります。多彩な本を楽しみましょう。
デメリット②コンテンツ管理の難しさ
前述しましたが、棚主は本を設置したあとに毎日通うわけではないので、コンテンツの適切な管理が難しくなることがあります。
読者が読んで、本の並びがバラバラになることもあるでしょう。時々、棚をチェックしに行きましょう。
デメリット③大規模な量の本は設置できない
シェア書店は棚ごとのオーナーになりますので、大量の本は設置できない場合があります。
ただ、各店舗のルールにはよりますが、複数の棚のオーナーになっても良いわけで、大量に本を並べたい場合はいくつかの棚を使ってみましょう。
■Arumatieでは「棚主」を募集中!
近日オープン予定のシェア書店「Arumatie」では、「棚主」として自分の本屋を運営したい方を募集しています。
あなたも、福島県の"101人のシェア型書店"をコンセプトとしたシェア書店のオーナーになってみませんか?
「棚主」として参加するには、初期費用15,000円(税込)で一つの棚を借りることが可能です。棚のサイズは「高さ37cm×幅37cm×奥行32cm」で、利用料は一棚あたり3,950円/月(税込)です。
なお、企業名での登録はNGとなっており、オーナーの個人名での登録となります。また、棚主ごとにQRコードを棚にセットし、登録書籍と棚主紹介が閲覧できる仕組みとなる予定です。
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■まとめ
シェア型書店の仕組みをご案内してきました。シェア書店は、自分の棚を持ち本のオーナーとして参加ができます。
あなたも参加してみませんか?
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