マネジメントや面接で重要な信頼獲得のポイント
こんにちは!株式会社令和トラベル執行役員CHROの田村(@tamuchi20)です。
令和トラベルは、海外旅行業界のDXを通して、あたらしい旅行をデザインすることを目指して2021年4月に創業した会社です。2022年4月5日に海外旅行予約アプリNEWT(ニュート)のサービス提供を開始しました!オトクなツアー満載ですので、海外旅行好きの方、検討していらっしゃる方はぜひご活用ください!
月1回はnoteを執筆すると決めて、1年以上経過しました。1年前と比べて、我々の組織も大きくなっており、マネジメントの重要性が高まってきていると感じているため、今回のnoteでは、マネジメントを行う際や、外部の方との面談や面接などあらゆる場面で活用可能となる「信頼」を獲得するポイントについて整理したいと思います。
こちらは、私がこれまで人事業務やマネジメントの中で、大切にしてきたことであり、面接でいかに候補者の皆さまから信頼される状態を築けるかに繋がっているので、まとめてみました。私自身が完全にできているわけではないですが、とても大切なことだと考えているので、すこしでも参考になると幸いです!
信頼とはなにか?
「信頼」を辞書で調べると以下のように表記されています。
信頼を獲得するということは、何かしらのケースで信じて頼られる状態をつくることとだと考えています。
マネジメントにおいて信頼を獲得しているとはどういう状態でしょうか?例えば、下記のような状態をイメージしています。
困ったことがあった際にすぐに相談がやってくる
掲げる方針に関しての納得度を醸成しやすい
組織の気になることをすぐに報告される
新しいチャレンジの案がメンバーからどんどん共有される
では、面接や面談において、信頼を獲得しているとはどういう状態でしょうか?こちらは、下記のような状態をイメージしています。
率直な会社に対する感想を(言葉を選びながらも)お伝えいただける
会社に関して、確認したいことをちゃんと確認していただける
ご自身のこれまでのエピソードを適切に伝えようとしていただける
人として魅力を感じていただき、入社意向が上がる
では、そんな状態にするために何が必要になると考えているかを次の章でまとめていきたいと思います。
信頼を獲得するためのポイント
信頼獲得のためのポイントは、以下に大別されると考えています。
安心から生まれる信頼
共感から生まれる信頼
尊敬から生まれる信頼
それぞれのポイントになると考えていることを整理してみます。
安心から生まれる信頼
相手に「安心」してもらうために必要だと思うのは、相手を信頼しようとしているか?という姿勢が前提として重要です。いかにそれっぽく振る舞ったとしても、相手が感じることになるので、前提として信頼しようとすることが重要です。そのうえで、「安心」とはなにか?と考えると、「この人と話すと気持ちが楽になる」「最後は守ってくれると思える」「受け止めようとしてくれている」というような状態になっていることだと考えています。これらを果たすためのポイントは、以下を土台として整えることを意識しています。(もちろん、相手のタイプに合わせた使い分けは必要です。)
相手の話をとにかく聞こうとする。まずは否定しない。(傾聴)
特に失敗や成果が出ない状態の際に相手に責任を押し付けるのではなく、ともに責任を受け止める
業務の調整などを通して、適切なストレッチゾーン範囲の業務にアサインする
これができていないと、「ちょっとした相談をされない」「問題が起こった際の相談が遅れる」「なんとか自分で対応しようとして、炎上が大きくなる」「大きなチャレンジを恐れる」「業務量過多で不満が増大する」などを引き起こしてしまうので注意が必要です!
共感から生まれる信頼
自分自身の発信する考えに「共感」しあうことから生まれる信頼関係が次のポイントになります。「共感」を生むために必要なことは、傾聴することで収集した情報を参考としながら、自分自身の考えをわかりやすく、適切に発信することが重要です。具体的には、以下のポイントを意識しています。
方針、意思決定として大切にしていることを発信する
自分が何を大切にしたい人かを発信する
自分が困っていることを適切に吐露する
いっしょに働くメンバーがどんなことを大切にしているのか、リーダーが何を目指しているのか、意思決定ではどのようなことを意識しているのか、どんなことに困っているのかなどを適切に表現することで、「考え方に共感できる」「方針に賛同するので、一緒に頑張りたい」「〇〇さんも同じようなことで悩むんだな。親近感が湧く」などが芽生えることで、「だったら私も考え方を伝えてみたら理解してくれそうだ」「似たようなことに悩む人だから相談してみよう」というようなアクションに繋がりやすくなります。
開示する内容や粒度は状況によりますが、自己開示をすることが、共感を生むための第一歩となる自分(の考え)を知ってもらうことになるので、自己開示は重要なことのひとつになると考えています。
尊敬から生まれる信頼
尊敬も信頼を獲得するために重要なポイントになります。傾聴することで安心感が生まれ、方針に共感できたとしても、業務における結果がついてこなければ信頼がついてこないこともあります。
直接的な業務成果だけが尊敬のポイントではなく、例えば以下のようなことがあると尊敬していただきやすいと思います。
明確に業務上での成果を生み出している
学習により、知識を獲得している
悩みのポイントを整理して、いつもアクションに結びつけてくれる
アドバイスが的確である
そして、この尊敬のポイントは何があればできるということではなく、自己成長し、成果にコミットしていくということ、そして体験を元として適切な言語化とともに相手に届けることができるかだと考えています。
これら3つの安心・共感・尊敬から信頼を生み出すことで、協働するメンバーが気持ちよく働き、持っているパフォーマンスを最大限発揮してもらいやすいと考えており、マネジメントの際に意識していることになります。
面談・面接で意識するべき信頼のポイントは?
ここまでは、主にマネジメントや他者との協働の際に意識する信頼獲得についてまとめてみましたが、ここでは面談・面接で意識することに特化したいと思います。(基本的に重要なポイントは同じであるという前提ではあります。)
そもそも、面談や面接の場面だけでほんとうの意味で信頼されるというのはよっぽどのことなので、簡単なことではないですし、完ぺきにできるものではないとも考えています。一方で、信頼されない状態というものは明確にあるので、そうならないように意識しています。
安心・共感・尊敬のために必要なことは、まとめて以下に集約されると考えています。
傾聴
開示
成長
言語化
相手の立場に立って、話を丁寧に「傾聴」し、その場の目的や自社の情報及び自分自身の考えなどを「開示」し、普段の生活や業務を通した「成長」をするとともに、学びや気づきを「言語化」して、相手にお伝えする。これらを通して、先方から信頼される面接官になれるように意識しています。
逆に、これができていないと、面接官個人としての信頼ではなく、会社としての信頼を失うことになると思うので、意識し続けることが必要となります。
最後に
今回は、自社のことというよりは、一般論としてのマネジメントや信頼ということに繋がることをまとめてみました。
冒頭にも書いたとおり、我々令和トラベルも組織が大きくなりつつあり、より強い組織にするためにマネジメントはとても重要になってきています。そして、海外旅行需要の戻りも相まって、事業及び組織のさらなる拡大が必要となってきておりますので、一緒になって「あたらしい旅行を、デザインする」というミッションに向けてチャレンジしていく仲間を引き続き、大募集しております。
組織の方針や事業の方針などに共感いただける方、興味を持っていただける方は、ぜひご応募ください!(フルタイムとして気になるになるという方はもちろん、副業やインターンシップなど様々な関わり方も大歓迎です!)
応募するほどではないけど、田村と個別やり取りしたいなどあれば、twitterDMでも結構ですので、気軽にご連絡ください!
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