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お誕生日おめでとう! サプライズカードは日本語で。

昨日お誕生日だったY先生に日本語でメッセージを書くお誕生日カードをつくりましょう!

先週のクラスで行ったプロジェクトです。

1)白い紙を半分に折る。

どうやってきれいに折れるか? 折り方もひとつの勉強ですね。

2) 半分におった用紙を開いてメッセージを書く。

折り曲げてできた線の片側にメッセージを書いて、もう片側に絵を描いてもいい。
もちろん見開きで好きなようにメッセージを書いたり、描いてもいい。創造力と個性を思いっきり発揮してね‼️

お絵かき用に色鉛筆とカラーペンも出すと、子供たち自身で「シェアしてつかうんだよ」ですって。素晴らしいね。

3) 「先生の名前」「おめでとう」「自分の名前」は必ず書くこと

ホワイトボードに、「先生の名前」、「おめでとう」の言葉を書いてお手本をみせました。

「先生の名前」はぜんぶひらがな(例えば、ともこせんせい)と、全部漢字(例:智子先生)を併記しました。

そして「漢字で書きたいなら、漢字でもいいよ。自分の書きたい方でね」と伝えます。

4) ホワイトボードの文字でわからない子は個別にお手伝いする。

その子の隣でお手本となる言葉を紙にかいてみせ、「これを真似してかいてね」と伝える。

5) できあがったものを自分の好きな色の色画用紙に自分で貼り付ける。

メッセージを書いた紙よりも一回り大きな色画用紙も半分に折って線をつけ、それぞれの線をあわせて貼ります。

ノリの付けたかもコツがあるよね。自分で考えてうまく貼れるかな?


やった!出来上がり! 無事間に合いました。

ところが肝心のY先生がなかなか帰ってこないのです。

「先生かえってこないねええ」

「このままではクラスが終わっちゃうよ」。

するとやっと帰ってきてくれました。

そして先生が子どもたちがいる部屋に顔を出せないような用事をお願いする一方で、私はこどもたちを呼びます。

そして小さな声で「先生が準備できたらみんな自分のカードをもって、向こうの部屋へ移動するよ!」

まもなくしてお隣の部屋にいる先生から「準備できましたよ! いつでもどうぞ」との声が。

「はーい、今からいきますねー」

お誕生日おめでとう!。 みんなからお誕生日カードのプレゼントがあります!

そして無事に一人一人カードを手渡したのでした。

先生はカードを一つずつ開いて、一人一人に「日本語上手になったね」「こんな絵を描けるなんてすごいよ」と感想を伝えてくれました。

子どもたちとてもうれしそうでした。

喜んでもらえてサプライズ大成功!

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