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子どもが自分で答えをみつけていく砂場遊びってすごい!

先日、デイケアのお手伝いで二時間ほど園庭で遊ぶ4歳の女の子を二人、みていました。うち一人は砂場(厳密にいうと砂ではなくて土なのですが)遊びに夢中になっていて、2時間のうち、1時間以上をもくもくと一人で砂場遊びに費やしていました。

形のいれものに土をいれ、ひっくり返し、形を作ろうとするけれども、土がさらさらしていて固まらない。

どうするか観察していると、砂場道具セットが入っている大きないれものの下に数日前にふった雨の水たまりができているのを発見。


別の入れ物に土をいれて、たまった水を小さなスコップで運んできて混ぜて、できあがったほどよいかたさの土を形の入れ物にいれる。


それをひっくりかえすときれいな形のできあがり。

そんなことをとっくに知っている大人からしてみれば、「できて当然」のことなのですが、彼女はそれを自分で考えて、答えをみつけました

一番すごいなあとおもったことは、砂場セットの中にできた水たまりをつかったことです。

水道も傍にあるのです。そこから水を汲もうと思えばできます。

底に溜まった雨水

自分の周りをじっくり観察して、「何があるか」、「何がつかえるか」を自分で考えて、やりたいことを達成するための方法を見つけていくのを見て、「いやああ、子供ってすごいなあ」と再認識。

そしておそらく我が子もやってきたであろう砂場遊びをそういう目でみてあげられなかった過去の自分に「もったいないことしたなあ」と思い、子供にもっと砂場遊びをさせればよかったと反省することでした。


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