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第二回カミトコ祭り(A面)

調査報告#008

 こんにちは、たもんです。すっかり寒い季節で秋のことを忘れそうなので、今のうちに掘り起こしておきますね。今日は第二回カミトコ祭りのお話を。(A面、B面なんて言葉使われなくなったなー)

 私がまだメタの世界に現れる前に、第一回カミトコ祭りがあったと言う話は、カミトコに来て初期の頃によくCOCONOさんから聞いていました。その時に、次やるときはみんなもがんばってと、話していたのがずっと頭の片隅に残っていたんですね。

 時は過ぎ、夏の終わりぐらいでしょうか?9191さんが第二回カミトコ祭りをやります!と告知していました。cubeの中の世界再び再びが楽しかったので、またお声かけして、こちらの運営をお手伝いすることになりました。

 今回の当初描いていたのは、リアルのお祭りとの融合です。第一回カミトコ祭りで新美南吉さんのごんぎつねの朗読があり、この時のことがきっかけに、様々な偶然の繋がりから、人が住むワールドの日常にハレの場として様々な人がふらっと参加するお祭りの場に本物の山車とお囃子が聴ける機会になったのです!詳しくは9191さんの2022年カミトコ祭りを読んでいただければと思います。今日はA面ということで、コンセプトと報告的な感じで書きたいと思います。

 構想段階

 カミトコ祭りを検討する過程で、新美南吉さんの出身地である愛知県半田市のお祭りの山車と繋がりができていきました。そこからリアルの音源をら使わせてもらえないかと言う話になり、お祭りの基本コンセプトが「リアルなお祭りとメタバースなお祭りの融合である、メタリアル」となっていきました。最終的には二箇所の山車の音源が使用可能になりました。

 特にカミトコは人々が日常的に暮らす街としてワールドがなりなっているので、その日常的な空間に非日常的なお祭りが起こる。そのお祭りも現実的な山車やお囃子(これは、カミトコのテーマである昭和ともつながる)と言う日本の祭りの人混み(今回のカミトコ祭りの会場は、いつものカミトコの祭り広場と港と言うかなり狭い空間)という、現実感に加え海上に現実ではあり得ない、ファッションショー会場、朗読の物語に沿った暖かな演出、歌と踊りを盛り上げるパーティクルという非現実感、メタバースであり、リアルでもあるメタリアルを目指したのです。(当初の想定では山車が海のうえを走るなんてのもあったりしましたねー)

圧巻な山車の姿

 もう一つのテーマが、カミトコは人がすめるワールドで実際に多くの方が部屋を借りています。そんな、最近離れてしまった人々に「おかえりなさい」と言いたかったことです。リアルでも街のお祭りの日は、こんなに人がいたんだってくらい戻って来ますよね。

それぞれのイベント

 せっかくのお祭りなので、このカミトコを舞台に様々な企画をやりたい人にやってもらおう、と言うのが最初からありました。最終的には共催となった前夜祭を含めて実質8つのイベントが立ち上がりました。

1:装飾祭

私は最後にちょこっとだけなので写真が…

 アバターファッションショーで、ざわめさんとぴよきゃらさんがかなり早い時期の構想段階から引っ張ってくれました。ざわめさんはこのために、はじめてハロクラのイベント告知をしたり、事前説明会を何回も開催してくれました。装飾祭では10組もの参加があり、シークレット企画(これは参加できた方の胸の中に…)もありで1日目のメインとして盛り上がりました。実は、私は別件でリアル参加できなかったのがとても残念でした。

2:前夜祭

 カミトコでライブと言えば、北如来那さんです。前夜祭とてメタバース路上ライブ特別編を開催しました。イベント運営としては共催の形なので別でしたが、おなじみのくーさん、猫鈴さんをはじめとする方々のサポートでこちらも盛り上がりました。

3:アイテムマーケット

アイテム屋台登場!

 ちょうど、この頃に、アイテムをcluster内で購入できる様になったので、お祭りの屋台よろしくアイテム屋台が期間中は出店しました。

4:メメ祭

ずっと世界樹

 告知も何にもないほぼシークレット企画でした。きっかけは、装飾祭のリハの時だったかな。何かいつもと違う特別なことと言うことで、通常は深夜しか見ることが世界樹を早い時間から見られる企画でした。(それ以外のことは、このイベントに実際に参加した人の胸にソッとね・・・)

5:創作の部

無事に完成
最初は何もなかった〜

 祭り期間中で何かみんなで作りたいよねということで、ワールドクラフトで迷路を作るイベントをくーさん、ほむらさん主導でおこないました。最初は何もない正解が時間と共に作られていくのが面白かったです。

6:朗読祭

のんびり過ごす朗読祭

 9191さんが個人的に一番思い入れのあるイベントです。第1回で初めて朗読さんをおこなったときに感動され、今回も最初からこの開催は決まっていました。新美南吉さんつながりのきっかけにもなりました。鬨乃さん、いきてるさん、彩さんの御三方の朗読を広場でじっくり聞きながらも、季節のあった頃のカミトコに思いを馳せる素敵なイベントになりました。また、9191さんとコルトさんのトークも秋の夕暮れののんびりとしたひとときにしっくりくるものとなりました。

7:歌謡祭

盛り上がりも最高潮

 お祭りで一番盛り上がる最終日夜の歌謡祭。レイリアさん、叶狐さん、ぱんもぐさん、だんちょーさんの4名の方がお祭り広場を歌の力で盛り上げてくれました。やっぱり、歌謡は盛り上がりますし、ぱんもぐさんと9191さんの友情トークも心にグッと来ました。お祭り広場が一番密(メタバースだから密でも大丈夫)だった瞬間だと思います。

8:??

ほおずきを灯して飛ばすと
赤いのはカゲマネキ
神獣たちが!

 歌謡祭が終わって、みんなで記念撮影して大円団というところが・・・カミトコはホラワ・・・なぜかお祭りの賑わいがカゲマネキを読んでしまったみたいです。これから救うべく、カミトコの天空神社に神獣達をみんなで呼び出して、なんとかこの世界を救うことができました。もちろん、神獣はりらさん、歌謡祭からの一連の模様は、IZUMIさんと龍飛さんが収めてくれました。ちかいうちにコマツさんが編集して世に出てくるかもしれません。


こうして、延べ3日間に及ぶ第2回カミトコ祭りは幕を閉じました。

 このお祭りに参加されたかたも、なんらかの形で協力していただいた方の延べ人数もかなりの数だったと思います。メタバースの世界はどんどん広がっていっていますが、その世界は全て人間がいるから作られたものです。そして、人が集まるからその世界は生きてきます。このお祭りでカミトコのハレの場、人が集まる姿を見て、人々が協力する姿を見て感じました。また、次回があるかは全く分かりませんが、ハレの場がまたくることを期待したいともいます。

こそっと告知・・・次回B面は裏話を中心に書きたいと思います。

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