バーチャルと!常識
先日、とあるお店へ行きました。
ビリヤニと言うインド料理の混ぜご飯なんですけど、このお店の変わっているところが、「お店がお客さんに寄り添う」のではなく、「お客さんがビリヤニに寄り添う」と言うところ。
店主さんはビリヤニが本当に好きで、好き過ぎた結果、美味しいビリヤニを作れるようになったと評判に。
で、それを多くに人に知ってもらうためにお店を出すって所まではよくある話ですが、この時に、お店づくりをビリヤニを中心に考えたらそうなったそうです。
なので、お店からはビリヤニが炊き上がる時間を指定されるので、その時間までにお店に行って待ちます。
炊き上がったら、コの字型のカウンターの真ん中に大きな鍋と店主さんが登場して、料理の説明がはじまり、ひとりひとりに取り分けてくれます。あとはひたすら食べて、ビリヤニの後にデザートを食べるか決めて、終わったらお店を出ます。
ちなみに飲み物はビールではなくコーラかシードルがおすすめだけど、ビールがいい人はそちらもどうぞって感じ。
開店から炊き上がりまで約50分。炊き上がりからお店出るまでが1時間ちょっと。と言うのも、一日夜二回あるので、次の会のためにまた炊き始めるからと言う話。
こだわりのラーメン屋で客が怒られるとか言う話があるけど、そう言うのとは全く異なり、純粋にビリヤニを楽しんでねって感じ。
顧客サービスとか、常識的に言われるけど、主役が食べ物でそれに顧客が合わせると言うのが新鮮だなって思いました。
世の中には、いろんな常識というのがあるけれど、この常識って誰かが決めたわけではなくて、自然に定まって行くのがよくあることかなって思います。自然に定まるというのはね、ただ、結局は多くに人が「○」としたことなので、異なる文化のところへ行けばそれが違ってたとなることはよくあることだし、それが本当に「○」かはわからないことが多いと思う。
これは時代と共に変わる話だしねー
ちょっと前に昭和のサラリーマンが今にタイムスリップしたらってドラマあったけど、当時の常識が今では非常識にかなりなってる。
ただ、非常識が全て悪いのかと言えば、そうじゃないものもあると思う。その判断基準のひとつとして、「他人に迷惑かけないく、理由が論理的で、支援してもらいたい人に支持されるか」だと思います。
ヴァーチャル世界でもいろんなチャレンジがされてて、いろんなコミュニティがあって、たくさんの出来事が起こってる。知らず知らずのうちに常識が形成されていっているけれど、まだまだ柔らかいのが危ういところであって、いいところなんだと思う。
他の人が頑張って作ったものを勝手に〜(パクリとかね)って話が今は一番大きな課題かな。この辺りはITだから知らず知らずのうちにできてしまうので気がついたら違法とか言われることもあるよね。人によっては、侵害されるからもうやらないってクリエイターも出てしまうのは残念だと思う。
それ以外にも人に対する酷い行為も怖いところ。相手が見えないだけにってことも私も感じる時があります。
一方で、イベントや集会では、こんな斬新なのがってものも出てきてる!そんな中からリアルの生活が変わったり、人と人との新たなつながりから、新しいイベントやコラボといい効果もたくさんありますね。
私は良い方の世界に希望を繋げたいなっていつも思っています。窮屈じゃなくてね〜面白いことしていきたいよね。
これからユーザーが増えることで、さらに常識って固まっていってしまうんだろうけど、願わくば、新しい非常識は残っていってほしいな〜って思う。リアルとおんなじ常識を当てはめ過ぎて窮屈になってはいけないなって。
そんなことを思う朝なのでした。
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