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活動記録 005 『空』

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 3月28日。『いわて花巻ー神戸線PR隊』の『クルー』の委嘱状を頂戴した。ちなみに『キャプテン』は木村さんである。ありがたい話である。
 花巻神戸線は就航1周年。兵庫県出身の木村さんが岩手に移住し1周年。つまり、同じ時期に岩手と兵庫が繋がったのだ。兵庫の実家に帰省しやすく、さらにご両親も来盛しやすい。こんなドンピシャな役回りはないだろう。
 さらに相方の熊谷は花巻市出身。幼き頃からいわて花巻空港のそばで暮らしてきた。利用頻度こそそこまで多くないにしろ、地元民としては今回の委嘱は適任であると思われる。
 そんな中においての僕である。花巻ー山形線があれば「お任せください!」と勇ましく決意表明できたであろうが、花巻ー山形線のような馬鹿な線はあるはずもないし、今後もできるはずがない。

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 しかし、委嘱していただいたからには何か話さなければならないのがセレモニーである。僕たちは『福岡線運航再開10周年』に関して何か話してほしいというオーダーであった。空港エピソードに欠ける僕が絞り出した案は「Googleで調べたら福岡まで徒歩で13日。しかし、この福岡線だったら2時間で行けちゃう!ワオ!」というもの。我ながら情けなき話なり。

 確かに、今までは空の便に関してそこまで触れ合うこともなかった。最近、東北新幹線が地震の影響でストップしていることによって立て続けに空の便を利用することもあったが、残念ながらいわて花巻空港発着便の利用はなかった。ただ、こういう肩書きを頂戴することは今までほぼなかった。この1年間で次々と肩書を増やし僧帽筋から三角筋がムキムキに発達していく木村さんを妬ましくも羨ましく思っていた。だからこそ、この肩書きは本当にありがたい。できることなら一生ものにしたいと思う。
 とにかく利用すること、そしてその利便性を僕なりに広めていくこと。これが僕にできることである。
 いっそのこと、徒歩で福岡まで行って、飛行機で帰ってくる旅でもしてみようか。福岡空港からいわて花巻空港に降り立ち「やっぱり空の便に限りますわ!ガハッ!」と言えば形になるだろう。しかし、先ほどのGoogleの検索結果はあくまで休憩なしで歩き続けて13日であるので、休憩を入れれば早くても1ヶ月近くかかるだろう。さすがに夜は寝たい。学生ならともかく、一応社会のひと歯車である僕にそれは厳しい。んー。何か良き方法を探り、実践してこの肩書を頂戴したことに報いていければと思う。妙案が浮かべば都度ご報告させていただく。

 とにかく、皆さま、良き空の旅を。

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