見出し画像

アミノ酸って何?タンパク質って何?

タンパク質とアミノ酸とは何か?
について初心者に向けて
わかりやすく図解付きで説明しています。
*********************************************************

まいど!

片思い中、
携帯が鳴ってドキドキしながら
LINE見た時の相手はだいたいオカン

でおなじみサイバーフィットネスのTAMOでっス!

youtubeでもストリートワークアウトや栄養の紹介をしているので是非!!

なんやねんオカンかよ!ってなるよねーーーーー


はい
今回はアミノ酸タンパク質
違いについて根本から説明していこうと思います!!

筋トレ界でよくタンパク質取ったら筋肉デカくなるとか!
アミノ酸のほうがタンパク質より効率がいいとか!

そんな話聞いたりしません?

でもそれってホンマなん?
て、たまになりません?

アイツが言うてることと
コイツがいうてること話しちゃうねんけど。。
とかもたまにありません?

でも真実はいつも一つ!
ですよね?

その真実がわかれば
明日から自信もって活動できますよね!

てことで
アミノ酸と
タンパク質の
それぞれの正体を暴いていきます。

コナンで言う
黒づくめのジンとウォッカが
かぶってる帽子取ったら実はハゲてた

なんてこともあり得るんですよ!
正体がわからないから怖い。

正体がわかればどってことない。
では本題に行きましょう。

今回は
だいぶ化学な感じのテイストなので
勉強嫌いな人は吐きそうになるかと思いますが、
学生になった新鮮な気分で
読んでみてください
意外と楽しくて、お?
俺もしかしたら
勉強できんじゃね?
ってなるかもです。
できるだけわかりやすく
図解入れて説明します。


まずはアミノ酸から!

アミノ酸とは、
アミノ基とカルボキシ基を持つ有機化合物である。

でた!いきなりわけわからん!!!

みんなそんなもんなんで安心してください。
私も最初意味不明でした。

モノはすべて原子からできているのは
知っていますよね?

このアミノ基とカルボキシ基は
図のような構造です。

画像1


アミノ基は水素2つ窒素1つ
カルボキシ基は炭素1つ、酸素2つ、水素1つ

当然目には見えないサイズです。
コロナウイルスよりちっちゃいです。

で、
この2つが図のように
別の原子の手を借りて合体しています。

画像2

ここで合体した後、手が一つ余っています。
ここにどんな分子が来るかでアミノ酸の種類が決まります。

例えば、
余っている手に水素がくっつけば
グリシンというアミノ酸になります。

画像3


グリシンって聞いたことありますよね!
睡眠の質が上がるやつです。

他には、
こんな感じでくっついたアミノ酸を
バリンといいます。

画像4


バリンは
BCAA(バリン、ロイシン、イソロイシン)
のうちの一つで筋トレ界では有名です。

こんな感じでアミノ酸が出来上がります。

さて、
出来上がったアミノ酸は
アミノ酸同士でくっつくことができます。
何かと何かのアミノ酸がくっつくと
ペプチドという言い方に変わります。

2つのアミノ酸がくっつくとジペプチド
3つのアミノ酸がくっつくとトリペプチド
4つだとテトラペプチド

画像5

という風に名前の頭がかっこよくなります。
ちなみにジとかトリとかはギリシャ語です。
英語でいうツー、スリー、フォーに当たります。
ペンタゴンとかヘキサゴンとか
聞いたことありますよね!

あれはここからきています。
ちなみに

1:モノ
2:ジ
3:トリ
4:テトラ
5:ペンタ
6:ヘキサ
7:ヘプタ
8:オクタ
9:ノナ
10:デカ

です。
海岸にあるテトラポッドは足が4本あるからです。
モノトーンとかもここからきているはずです。
ヘキサゴンは6角形だからです。

本題に戻りまして、

要はアミノ酸が別のアミノ酸と
くっつくとペプチドになる。
そのくっつく数で
なんとかペプチドというように
言い方が変わる。


はい、
こんな感じでアミノ酸は
大量にくっつくことができます。
大量にくっついた状態がタンパク質です。

画像6

厳密な定義はないんですが、
だいたいアミノ酸が50個以上くっついていると
タンパク質と呼ばれます。


ちなみにタンパク質を
英語でいうとプロテイン(protein)となります。

そうです。
みなさんがよく知っているプロテインです。
別にプロテインは魔法の粉でも薬でもなんでもなく、
あれはただのタンパク質です。

粉上のタンパク質でそれ以上でも以下でもありません。

ちなみにプロテインは
ギリシャ語のプロテウス(最も大切なもの)
という語が起源です。

だんだんかっこよくなってきましたね笑

こんな感じでアミノ酸が
たくさん集まってタンパク質となる。
このたんぱく質が
我々の体を作っているというわけです。

ちなみに、
タンパク質を構成するアミノ酸の種類は
わずか20種類しかありません。


少し分別すると、
9種類の必須アミノ酸
11種類の非必須アミノ酸があります。

画像7

必須アミノ酸は体内で作ることができないので
食事から摂取しないと手に入らないアミノ酸
非必須アミノ酸は体で作ることができます。

で、
この必須アミノ酸がEAAと呼ばれています。
必須アミノ酸を英訳すると

Essential Amino Acid

頭文字をとってEAAです。

EAA = 必須アミノ酸

です。

ちなみに
EAAと一緒によく登場するBCAA

Branched Chain Amino Acids

です。日本語で分岐鎖アミノ酸です。
BCAAはバリン、ロイシン、イソロイシン
というアミノ酸のことを指します。

筋トレ界でBCAAが有名なのは
この3つは筋肉の合成にスーパー重要だからです。
BCAAとEAAについては別の記事で詳しく説明します。


ちなみに20種類のアミノ酸の
分子構造式を載せておきます。

画像8


マニアな方は覚えてみるといいでしょう。
ちなみに私は覚えてません!


まとめ

タンパク質を構成するアミノ酸は20種類
そのうち9種類は必須アミノ酸、
11種類は非必須アミノ酸

アミノ酸が複数結合すると
ペプチドという言い方になる。

アミノ酸が大量に結合した状態を
タンパク質という。

これだけ覚えておけば問題ないと思います。

ちなみに私が愛用しているMyprotein社のプロテインを載せておきます。
他のメーカーの半額に近い値段でかつ高品質なのでかなりお勧めです。

そして実際のEAAの商品も載せておきます。

こんな感じでプロテインと同じ粉末です。
ただ、プロテインに比べて単価が高いので、
初心者の方はプロテインのみで十分だと思います。
ちなみにこのEAAは
一般社団法人パーソナルトレーナー協会の理事に就任している
筋トレ界で有名な山本義徳氏監修のもと開発されたものです。
筋肥大、筋力向上に特化した配分となっているようです。

こういう科学を理解したうえで
筋トレすると何が正しいのかわかってくるし
必要なサプリメントも分かるようになってくる。
また体で何が起こっているのか意識できるので
より楽しくなってくると思います。


さいごに(余談)

ちなみに冒頭で出てきた
アミノ酸のほうが
タンパク質より
効率がいいという人がたまにいますが、
間違ってはいないです。
何の効率を示しているのか
修飾語がないのでアレですが。
吸収効率という意味では
アミノ酸のほうがいいです。
なぜなら、
タンパク質が体内に入ると
最終的にアミノ酸まで分解されます。
今回話した説明と逆の順序です。
しかしアミノ酸はそれ以上分解する
必要がないので摂取するとあとは
吸収して筋肉に届けるだけなので、
こういった面で効率は良いです。


それでは!!


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?