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全然きらびやかじゃない、在宅フリーランスのリアルな生活

完全に在宅ワークのみのフリーランスの生活って、どんなものをイメージしますか?

おしゃれなカフェでパソコンをカタカタ。

午前中で仕事を切り上げて優雅なランチ。

午後は読書や自己研鑽に時間をあて、時にはサウナに行ったりジムに行ったり、女性ならエステに行ったり。

それから夕食を食べて、ゆっくりお風呂につかって、早めの就寝。

……っていう生活をしているフリーランスがいるなら、ぜひお会いしたいものだな、と(笑)

フリーランスになって最初の1,2年は、こんな優雅な生活はできません。

僕は現在、フリーランス3年目。2024年8月から4年目に突入します。

そこそこ仕事の量も増えてきた今、在宅フリーランスの生活のリアルを少しお話ししようと思います。

特に「世間一般の人が持つフリーランスのイメージ」と「実際のフリーランスの生活」の間で、割とギャップが大きいかなと思う点にスポットを当ててお話しします。

まず大前提として、僕は今、週に3日だけ「時間制」の仕事をしています。

つまり、「時給」で働いている時間帯があるということです。

この時間制の業務のある・なしで、1日の時間の使い方も変わってきます。

そこでまずは、時間制の仕事がある日の過ごし方についてお話しますね。

時間制の仕事は朝10時から。もちろん、在宅ワークです。

パソコン上でタイムカードを10時前に切ればいいので、極論、それに間に合えば何時に起きても構いません。

僕は朝食を食べないので、朝は9時に起きてシャワーを浴びて、業務開始に備えます。

10時に時間制業務が開始。内容は、仮想通貨やNFT関係の記事の編集です。

自分以外のライターさんが書いた記事を編集します。

黙々と、編集ルールに則って、午前中は2時間作業。

そして、12時から1時間の休憩。ですが、休憩をとる時刻については、クライアントからの指定はありません。

1時間の休憩を自分の好きなタイミングで取ればOK。

僕は10時〜16時までの勤務なので、12時がちょうどいいかな、という感じ。

ランチはnoshのお弁当、コンビニの野菜のお惣菜、あるいは、たまに作り置きの自炊のご飯などを食べます。

だいたい、YouTubeでVTuberの切り抜きなんかを見ながら、黙々と食べます。

午後も再び編集作業。これが16時まで続きます。

……全然きらびやかじゃないでしょ?(笑)

でも、在宅ワークってこんなもんなんです。

もちろん、おしゃれなカフェでも仕事はできます。

ただ、ノートパソコンのディスプレイは小さいので、作業効率が悪いんですよね。

自宅だと大きなモニターがあるので、結局「外で仕事をしようと思えばできるけど、そんな作業効率の悪い働き方をするなら、自宅のモニターでやるわ」というフリーランスが、実際は多いのではないでしょうか?

そんなこんなで、16時まで自宅で時間制の編集作業。

「時間の制約があるってことは、それって会社員と一緒じゃね?」と思う方もいるでしょう。

そのとおり!(笑)

会社員という働き方はやめたものの、実は今の僕は一定の「(自分の時間を拘束する)強制力」のもとで働いています。

フリーランスになるとわかりますが、この強制力は、結構ありがたかったりします。

週に最低3日は、朝10時に絶対に起きていないといけないので、生活リズムを崩すわけにいかないんですよね。

生活の乱れは、フリーランスの一番の大敵。

そして、時間の制約がない仕事ばかりをしていると、夜ふかしをしたり、お昼まで寝ていたりということがどうしても起こります。

なので、週3回の時間制の仕事は、生活リズムを維持するためにも、自分にとって大切な仕事になっています。

話を戻しましょう。

16時に時間制の仕事が終わったら、洗濯や掃除など、家事を少しします。

そして、時間制の仕事をしている間に他のクライアントから連絡が来ていれば、返信したりします。

まあそれらはすぐに終わるので、16時半ごろからダラダラタイム。

YouTubeを見ます(笑)

VTuber事務所、ホロライブのメンバーの配信枠がないか確認します。

ですが、夕方はだいたい誰も配信をやっていません💦

なので、適当に切り抜き動画などを見てダラダラします。

18時が近くなってきたら、「そろそろ仕事すっか!」という気分になるので、ここでようやく近所のカフェに。

はて?なぜ、わざわざ夜になってからカフェに行くのでしょうか?

これは、「自分に強制力をかけるため」です。

夕方は、もう集中力が切れています。

自宅で仕事をしようにも、秒でYouTubeを開いてしまいます。

際限なくダラダラするのを避けるため、という目的で、夕方からカフェにいき、記事の執筆やリサーチをします。

もう陽も沈んできて、暗闇が近づくなか、黙々とカフェで作業をするのです。

たしかに「カフェで仕事」はしていますが、そこにキラキラしたフリーランスの姿はありません。

早く終わりたいなー、という自分の気持ちに無理やり強制力をかけるために、カフェを使っているだけなんです。

18時頃から20時頃まで、カフェで仕事をします。

そこからは帰宅→食事→ゲーム→入浴という感じで過ごします。

お風呂に入ったあとは、翌日の仕事に向けた準備を。

翌日の最初に着手することの洗い出しや、自身の手持ち案件の進捗を自分専用のシートに入力したりします。

そして、寝ます。就寝は0時〜1時頃。

このとおり、実際に僕の生活を文字に書き起こしてみると、キラキラした優雅なフリーランス生活とはまったく無縁なことがわかると思います。

日中は時間の拘束をともなう仕事をし、夕方からは自らに枷をかける目的でカフェに向かう。

常に、自分を律する。律せないなら、強制する仕組みを作る。

フリーランスは、実はまったくフリーではなく、いかに「己に枷をかけられるか」という戦いを強いられているんです!

ちなみに、時間制の仕事がない日もほとんど同じ。

日中はまだ集中力が保つので、自宅の大きなモニターで効率よく執筆を進めます。

で、夕方には集中力が切れるので、ここでカフェorマックに向かって仕事をするか、あるいはもう諦めてモンハンをするかVTuberの配信を見るか。

こんな感じの生活の繰り返しです。

ちなみにこの間、誰ともしゃべりません。

交わす言葉は、スーパーやコンビニの店員さんに対する一言。

「あ、袋いらないです」

これね!僕が唯一、1日の中で発する言葉やね!

在宅フリーランスの生活は、せいぜいこんなもんです。

ま、これは「お前が独身だからだろ!」という話かもしれません💦

パートナーがいれば、また状況は違うのかもしれませんが、独り身フリーランスはこんなもんです。

ぜひ、キラキラしたフリーランス生活に憧れているみなさんは、参考に「しないで」いただければと思います。

もっとキラキラしたフリーランスになれるよう、がんばってみてください\(^o^)/

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タモ@Web3専門ライター
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