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すべてを失っても大切にしたいもの

時々思うことがある。

「あぁ、恵まれた環境にいるな。有り難い。」

その感情が現れると同時にこんな思いもよぎる。

「すべて失ったら、何が残るのかな?」

家族や仕事、仲間、お金、家など、人には大切にしているものがあるだろう。
しかし、それらが突然に目の前からすべてなくなってしまったら。
そんなことを想像してみると、それでも最後の最後に抱きしめたいものは何か。

ふと頭に浮かんだ言葉は、「愛」。

何とも気持ちが悪い。
何を言っているんだと、自分自身で思う。
しかしながら、「愛」という言葉が出てきたんだから仕方がない。

「愛されたい」ということもあるし、「愛したい」ということもある。
自分の中で、どちらが大きいかというと、「愛したい」だ。

最近では、Give and Giveという言葉をよく聞く。
Give and Takeでも、Take and Takeでもない。Give and Giveだ。
僕は昔から自分の誕生日をお祝いしてもらうより、人の誕生日をお祝いする方が100倍楽しい。
もちろんお祝いしてもらうと嬉しいのだけど、お祝いして、相手が喜んでいるところを見るのが大好きだ。
人は、誰かに与えられるより、誰かに与える方が喜びが大きいのだろう。

1つ注意がある。Take and Takeの考えの人、あるいは、Take and Giveの人はいつしから、誰からもGiveしてもらえなくなる。
僕の知り合いにもTake and Takeの人がいる。昔は色々としてあげたし、それで良かった。
だけど、ある時から何かをしてあげることに喜びを感じなくなった。苦痛すら感じるようになった。

Give and Giveの人もまったくGiveされないと、心が折れる時が来るのだ。
そして、Takeが前提にある人は、いずれは自分が苦しみを感じることになる。

まずは、Giveだ。

みんながGiveをしたら、素晴らしい毎日になるだろう。

ちなみに、僕は、そんなに親切な人でもなければ、Give and Giveを徹底できているわけではない。Giveして欲しいと思っている時も結構ある。

さて、今日、自分は周りに何をGIveできるだろうか。

まず、明るく元気よく「おはよう!」の挨拶だ。

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