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自己分析① 人生初めての挫折

こんにちは。たむです。

大学三年生になり就活の影が迫ってきました。周りが動き始め、自分もあせって就活コミュニティに入ったのでそこでの自己分析の内容をたまーに上げていきたいと思います。
今日は人生初の挫折「中学野球でのイップス」について書いていこうと思います。

イップスとは

イップスについて知らない人もいるかもしれないので軽く説明します。

イップスとはゴルフ、野球だけでなく様々なスポーツ(メンタルが重要なもの)で、思い通りのプレーがどうしてもできず、症状として表れてしまうことです。
日本イップス協会

これには精神的な要因が深く関係しており、技術的に一流であるプロ野球選手でもデッドボールやエラーなどをきっかけにイップスになり、急にボールが投げられなくなることもあります。

ボールが投げられない、、、

僕がイップスを発症したのは中学2年生の頃です。試合の負けにつながる送球ミスをしてしまい、同じようなミスをしないように意識しているといつの間にかボールの正しい投げ方がわからなくなってしまいました。

ボールが抜けないようにすると目の前にたたきつけてしまう、ひっかけないようにすると指先に力が入らずボールがその場に落ちる、と本当に沼にハマってしまいました。

ボールが思うように投げられない悔しさと野球部内で居場所がなくなる辛さで本当に苦しかったです。
何度も野球をやめようと思いましたが辞めるのが逃げのように感じてやめることができませんでした。周りに何を言われようとプライドだけでがむしゃらに練習を続けていました。

自分の活躍できる場所を見つける

自分が小学校時代にキャプテンだったこともあり、声を出すことだけは継続していました。すると2年の秋に監督が3塁コーチャーに抜擢してくれました。監督から
「思うように投げられなくてもお前が一生懸命練習していたのはみんな分かっているから安心して指示を出しなさい」と言われ泣いたことを覚えています。加えてチームで一番バントが上手いとピンチバンターという役割を与えられました。その時は今までの努力が報われた気がして生きててよかったとまで思いました。

結局そこからイップスを克服することは最後までできませんでしたが、それでも自分の居場所を見つけることができ、やりがいをもって最後まで取り組むことができました。今でもあの時辞めずに3年間野球を続けて本当に良かったと思っています。

この挫折経験から学んだこと

僕はこの経験から「報われない努力はない」ということを学びました。思い通りにいかなくても腐らずに声を出して練習を続けることでいつか必ず報われる、努力は必ず誰かが見ていると思えるようになりました。

イップスは克服できていないためレギュラーで試合に出るという面では報われなかったのかもしれませんが、別の形でチームに貢献する、居場所を見つける、信頼されるといった違う側面で報われたと思います。

挫折してもくじけないストレス耐性を磨くことのできた良い経験でした。

最後に

この大きな挫折を深掘りすることで自分をすべて知ることができるんじゃないかというくらいその後の人生に影響を与えています。

なぜイップスになってしまったのか、なぜ野球をやめずに努力し続けられたのかという点は僕もまだ解明できていないので明らかになったらまたnoteに書きたいと思います。

読んでいただきありがとうございました。ではまた!

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