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「エソテリック・ヒーリング年間講座」第5回レポート(前編)

エソテリック・ヒーリング年間講座、第1回~第4回は「入門編」でした。
第5回~第8回は「初級編」となります。これ以上どう難しくなるというのやら。

第5回のテーマは「アストラル体、病気の最重要原因」です。


アストラル体とは?

「アストラル」という言葉は、「エソテリック・ヒーリング年間講座」第3回レポート(後編)の輪廻転生の説明の時にも少し出てきたかと思います。肉体の死後、私たちはエーテル体を物質界層に脱ぎ捨て、アストラル界に行くんでしたね。

その時説明した図をまた見てみましょう。

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物質界では私たちはこの図の5重の卵のように5重の「からだ」で生活をしています。
卵の一番外側は肉体(秘教ではしばしば「濃密な肉体」と呼びます。この呼び方好き。)です。2層目はエーテル体、これは肉体の鋳型でしたね。そして3層目がアストラル体、感覚・感情の器だと言われています。

でもアリス・ベイリーに言わせると、アストラル体は「からだ」ではないそうです。英語でもAstral bodyですが、Astral Vehicleという言い方もするそうなので、乗り物、媒体といった意味合いでしょうか。

アリス・ベイリーはアストラル体という言葉がどうもしっくり来ていないのか、著書の中でいろいろな呼び方をしています。感覚体、欲求体、情緒体、など。いつもは一貫して揺るぎない書き口調なのにめずらしいわよね。


アストラル体は電磁石?

アストラル体を説明するのによくある図として下記のようなものがあります。

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エーテル体は肉体の鋳型でしたので、肉体の一回り大きい人型に描かれていますが、アストラル体は必ずしもこのように人型を保っているわけではなさそうです。

肉体とエーテル体は物質界のものですので、私の肉体と私のエーテル体は私を構成する物質です。例えば、私の腕とあなたの腕がぶつかっても、そこでお互いの腕の物質が混ざり合うことはないですよね。エーテル体も同じです。肉体とは違って、私のエーテル体とあなたのエーテル体は近づくと重なり合うことがありますが、混ざり合うことはないです。

一方、アストラル体はどうかというと、さっきまで私のアストラル体を構成していたエレメンタル(精妙な質料)が次の瞬間にあなたのアストラル体になるということがあります。

例えば、私が今急激に怒ったとします。すると怒りのエレメンタルが急激に引き寄せられ怒りのオーラを纏います。
よく漫画で「ゴゴゴゴゴ」という効果音と共に炎を背負っちゃっているようなイメージでしょうか。

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が、怒りが収まると、そこに引き寄せられていたエレメンタルは自分から離れて行きます。逆にあなたが怒り出したとすると、さっきまで私のアストラル体を構成していた怒りのエレメンタルが、あなたの怒りエネルギーに引き寄せられてあなたのアストラル体となります。

神尾先生は、アストラル体は「電磁石みたいなもの」と表現されていました。感情が発生するとエレメンタルが引き寄せられてくるので、まさに電磁石のようですね。

感情がころころ変わる人のアストラル体が見えたら万華鏡みたいにいろんな色彩が見えるのでしょうかね。


非人間のアストラル体

アストラル体を持っているのは人間だけではありません。動物はもちろん持っていますし、植物だってわずかですが持っています。毎日話しかけたり愛情をもって育てると植物が良く育つといいますものね。

鉱物はアストラル体は持っていないけれど、人間のアストラル・エネルギーがくっつくことがあるそうです。呪いのダイヤモンドとかがそうですね。人の怨念が物質に宿るというのはアストラル体が関連しているようです。


人造物のアストラル体

生き物でないものにもアストラル性質がもたらされることがあるようです。

漫画やアニメの人気キャラクターなど、みんなの強い思いで出来上がった想念形態のようなものがそれです。それはみんなに愛され続けている間はアストラル体を保持しますが、忘れられるとなくなってしまいます。

亡くなってしまった人と同じ気がします。みんなが忘れずにいれば心の中でずっと生き続けていることになりますが、忘れられてしまった時が本当の死、というような。


無害性のチェック!

「エソテリック・ヒーリング年間講座」第3回レポート(後編)で、肉体の死後に行くアストラル界は界層が7つあって、生前のアストラル体の成長度合いによってどの層からスタートするかが決まる、と説明しました。

界層は上に行けば行くほど天国(のイメージ)に近い素晴らしい場所となるので、少しでも早く上の層へと進みたいのですが、そんな自分の老後ならぬ死後のために今から準備できることもあります。

それは「無害性のチェック」です。
例えば毎日寝る前に「今日の私の言動や行動が誰かを傷つけることはなかっただろうか」と振り返りをするのです。

無害性を意識して生活することができれば、死後アストラル界で過ごす辛い時間を短くすることができるかもしれませんよ。


アストラル的なエナジーバンパイヤ

エーテル体の説明の時に、他人の活力を吸い取る体質の「エナジーバンパイヤ」がいるという説明をしましたが、アストラルバージョンの「エナジーバンパイヤ」もいるそうです。

人の嫌がることをわざとやり、それを喜びとしてエナジーUPしちゃうような人達です。最近SNSの世界にも多く生息してそうですね。

エーテルのエナジーバンパイヤは自分はそうと気づかずに周りの人のエネルギーを吸い取ってしまっていましたが、アストラルのエナジーバンパイヤは質が悪いですわね。

まあ、そういう無害性と無縁に生きている人達は死後アストラル界で苦労するのだわ。せいぜい覚悟しとけや!

と思わず暴言で〆てしまいました…
まだまだアストラル体の鍛錬が足りていないようです。

みなさんも豊かな死後生活に向けてアストラル体の鍛錬を始めましょう!

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