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「エソテリック・ヒーリング年間講座」第3回レポート(後編)

今回は「エソテリック・ヒーリング年間講座」第3回のレポート後編です。

前編ではチャクラの古今東西、①バーバラ・ブレナンのチャクラ ②リードビーターのチャクラ ③伝統的なインドのチャクラの違いについて書きました。

今日は『秘教治療』で語られているチャクラについて書きたいと思います。

センター

チャクラチャクラ言うてきましたけれど、秘教ではチャクラのことを「センター」と呼びます。

とはいえ今まで出てきたチャクラと全く違うというわけではないです。
『秘教治療』の中で語られているセンターの図解が下記です。

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主要なセンターはやはり7つあります。リードビーターのチャクラは体表に咲く花のようでしたけど、秘教のセンターは普通のお花のように上向きに咲いていて、スシュムナー管でつながれた花飾りのようです。

「上向きに咲いている」と書きましたが、上の図をよく見ると、下向きに咲いている花もありますね。

上向きに咲いているセンターは開花している状態です。未発達のセンターは下を向いていますが、目覚めるとゆっくりと開花し、逆転し始めます。

急がば回れ

全ての花が上向きになるとどうなると思いますか?
そうです、インドのチャクラの時と同じです。取り扱い注意のあれ、クンダリーニです。
『秘教治療』の中でもしつこくその危険性について触れています。

無知な秘教徒は通常、次のように解釈している。つまり、クンダリーニの火は「上昇させ」なければならないものであり、上昇したとき、すべてのセンターが機能的な活動へともたらされ、脊柱を上下する経路のすべての障害物が取り除かれると。
これは危険な概括であり、事実の逆転である。クンダリーニの火が上昇し、天へともたらされるのは、すべてのセンターが目覚め、脊柱上の経路にさまたげるものがなくなったときである。すべての障害物のこの除去は個々のセンターの活発さがもたらす結果である。センター自体が、その生命の効力を通して、すべての邪魔者や障害物を破壊する上で効果を発揮する。それらはそれらの放射を妨げるすべてのものを「焼き尽くす」ことができるのである。

めっちゃくどくど説いてますね!

クンダリーニを目覚めさせること自体に必死になるな、地道に修行を積めば自然と目覚めるのじゃ、結果と目的を混同するんじゃねえぞ!と言うことですね。


治療の法則

センターと内分泌腺・臓器の関係をパワポにまとめてみました。

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治療家にとってこれらの情報はとても重要です。それぞれのセンターに関連する器官(臓器)の健康はセンターに依存しているからです。

内分泌腺は西洋医学でもよく知られている通り、ホルモンを作って分泌することにより体の様々な機能の調節や制御を行う腺であり、健康を保つ機能として注目されています。
下記はWikipediaの「内分泌器」のページに載っていた内分泌腺の図ですが、それぞれの線の位置がセンターの位置とほぼ同じですね。

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治療家は必要とされるエネルギーを必要とされるセンターに集中させます。すると、センターから分配されるエネルギーの流れが完全なものになり、そのバランスが取れた時、不健康が消え去る、ということです。

脾臓のセンターどこ行った?

上のパワポの表に脾臓がないことに気付いた君、「敏感っ!」。
上の表は、「センター、センターが条件づける腺、それら両方の影響を受ける器官の関係」を示そうとしたものであって、生理的な器官の関係を忠実に描こうとしたものではないのです。

脾臓の機能はとても特殊で惑星の活力と太陽からの放射に関係する「活力のセンター」であり、それは脊柱から統御されていないものだそうです。

リードビーターのチャクラの時も脾臓のチャクラだけが左脇腹に位置し、脊柱上にありませんでした。

7→3

上の表に小さく「エーテルの網」と書いてあるのに気づきましたか?

エーテルの網はセンターとセンターの間に存在しています。それぞれのセンターの発達度合いが違う場合は「混ぜるな危険」だからです。

しかし、それぞれのセンターが発達し、アジュナ・センターが目覚めつつあるとき、エーテルの網はゆっくりと消えていきます。

そしてクンダリーニの上昇が起きると、エーテルの網が焼き切れ、すべてのセンターがまざって同じ特質になります。

光の三原色はいくら混ぜても濁らずクリアな白になるのと同じように、光の存在になるともう混ぜても危険じゃないのですね。

そして、7つあったセンターは3つへと集約されます。下記の図のように、アルタ・メイジャー・センターという新しいセンターが現れ、元々あったヘッド・センター、アジュナ・センターと合わせて3つのセンターで全身をコントロール可能になるそうです。

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はあぁぁ、奥深きチャクラ。。。本当は1つ1つのチャクラの特質や役割も説明するともっと面白いのですけど、もう少し理解が深まってからの方がさらに面白いと思うので、いずれ書こうかと思います。


エソテリック・ヒーリング年間講座、第4回のテーマは「輪廻転生と死を考える」です。
めっちゃ興味深いでしょう??

が、今気づきましたが、次の講座は4/26。あと5週も先です。毎週金曜に書くと決めたのですが、どうしましょう(汗)。

でもまだ書き切れていないことはたくさんあるので、「補習の巻」としてチョビ出ししようと思います。

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