アフリカからリトアニアまで布で世界を旅する1日
ハンドメイドが好きでミシンを触る人って、きっと布好きさんが多いはず。
気に入った布を見つけると、何を作るか決まってなくても、ついつい買っちゃう。
そんでもって、気がついたらクローゼットの中が布の山になってる!
これ手芸する人あるあるじゃないかなー!?
もちろん私もご多分に漏れず、その1人である。
今日はそんな布についてのお話から。
◇ ◇ ◇ ◇ ◇
タイミングは自分で作るもの
先日、とある方よりご紹介いただいて、Jimdoで作成したホームページ運営について、ZOOMでの個別相談を受けた。
その中で、「あなたに合うのでは?」「何かの学びのヒントがあるのでは?」と紹介された方々がいた。
ジャンルは違えど、その中には「作家」さんだったり、「布もの」を扱っている方だったり、「手芸教室」を主宰されている方だったりと何かしら共通点のある方が多かった。
早速沢山挙げて頂いている方々のホームページを、少しずつだけど仕事の合間に拝見している。
どの方も、なぜその活動だったり、その事業を行っているのかの「こだわり」や熱い「想い」の部分が丁寧に書き綴られていた。
その中で、布ものを扱っているオンラインショップ(運営会社は東京)さんが、大阪で週末に2Dayマーケットを行うとのこと。
もう1つ気になったオンラインショップさんは、最近大阪で実店舗をオープンしたけれど、こちらは当分週末のみの予約制オープンにするらしい。
これってご縁が繋がるタイミングでは?
素敵な事業をされている方々に、いつか会ってみたいな。
オンラインショップもいいけど、できれば実物を触ったり見てみたいな。
その「いつか」「できれば」は、どのタイミングで実現するのか?
「状況が落ち着いたら…」と思ってタイミングを伺っているうちに、気がついたら、以前よりも状況がひどくなることさえもある。
実際、ここ数年は特に、刻一刻と状況が予想もしない方向に変化してきている。
もう今までと同じように「前例」や「当たり前」が通じなくなってきているのだ。
お金が貯まったら。
元気になったら。
時間ができたら。
その「…したら」の100%オールOKな状況なんて、いつまで経っても来ないかもしれない。
お金が貯まって、時間もできた頃には、自分が体力的にもう動けなくなっているかもしれない。
だから、たとえ見切り発車であろうが、「!」と心が動いた瞬間に行動することにした。
タイミングは待つんじゃなくて、自分で作るもんだ。
ということで、ご紹介を受けた翌日にはコンタクトを取って、週末に会いに行ってきた。
アフリカ布の2Day マーケットへ
1つ目は、「SAWA SAWA」というショップのアフリカ布の2日間限定の「アフリカ布いち」
オフィシャルショップはこちら。
撮影NGだったので、訪問したマーケットの様子は写真では伝えられないけれど、お店の入り口では入場制限がされるぐらい、アフリカ布ファンのお客さまで賑わっていた。
来られているお客さまもイチイチおしゃれ!
小物づかいやお洋服のコーディネイトが光ってた。
ちなみに、アフリカ布について、私は全然詳しくない。
けれど、テレビやネットで見るアフリカ布は鮮やかで個性的な色使いが多く、センスが良くおしゃれだなぁと以前から思ってた。
アフリカのテキスタイルなのだから、もちろんアフリカで作られているのばかりだと思ってた。
が、実はオランダには伝統的な製法でアフリカンファブリックを作る老舗メーカーがあるらしい。
SAWA SAWAさんは、そのオランダメーカー「VLISCO社」の正規販売店第1号なのだそう。
経緯はこちらで詳しく書かれている(今日9/6までクラウドファンディングに挑戦されてるそうです!)。
SAWA SAWAさんのショップスタッフのキョウコさんから、どうやってアフリカ布が作られるのかという工程や、模倣品の布とどのように違うのかなどのお話をちょこっと伺うことができた。
どれも素敵で目移りしたけれど、次の予定があったので、長居はできず、1番気に入った1点だけ購入(トップ画像の右の布)。
その生地は、もう1ヤードしか在庫が残っていなくて。
だから、スカートやワンピースは作れないけれど、バッグや小物なら作れそう!?
何柄なのかわからないけれど、私には傘に見える。
もしかしてこれって職業病か!?笑
次はリトアニアリネンのお店へ
2つ目は、「Faux and Cachet Inc.」というリトアニアのリネン(麻生地)専門店。
オンラインショップはこちら。
日時予約をすると、わざわざ最寄り駅まで迎えに来てくださった。
ご主人とその会社の方々が描かれたウォールペイントがおしゃれにお出迎え!
入り口横にも可愛いペイント。
オーナーのウエムラさんとはもちろん初対面。
でもびっくりするくらい緊張せず、初めて会った気がしなかった。
ご本人はゆったり穏やかな雰囲気なのに、お話を聞いてみるとすごい行動力を持つ方だった。
遠い異国であるリトアニアのリネンを取り扱うために、リトアニアの大使館に問い合わせたり、単身でリトアニアのリネンメーカーに会いに行ったり。
「コミュニケーションはどうされているのか?」
聞いてみると、英語で大丈夫だという。
さらりとそう言われたけれど。
英語で意思を伝えあうのに、日常会話だけじゃなく、大きなお金が動く商談をする必要がある。
なんか、色々感動。
念願の実店舗は昨今の感染状況や今後の事業展開を鑑み、大々的に「誰でもどんどん来てね!」という正式オープンには至らず、しばらくは週末だけの予約制にするのだとか。
そんな訳で、私1人貸し切りでゆっくりリトアニアのリネンのお話を聞くことができた。
リネンの爽やかな風合いに包まれる空間は、なんとも居心地よくて。
置かれていたリトアニアの雑貨も可愛らしく。
あぁ、なんとも贅沢な時間だった。
たかがホームページ、されどホームページ
キョウコさんやウエムラさんと繋がるきっかけとなったホームページ作成ツール「Jimdo(ジンドゥー)」。
私がJimdoに出会い、Jimdoでオフィシャルサイトの初版を立ち上げたのは2013年。
それから今までの8年間で、ホームページを通して、本当にたくさんの素敵な出会いとご縁を頂いた。
Jimdoのいいところの1つは、いつでも自分で加筆修正ができること。
いつだって変わりたいときに軌道修正ができる。
実は今、また私は岐路に立っていて。
リメイク作品制作にかける根っこの想いの部分は依然として変わらない。
けれど、自分が社会から必要とされている役割や目指したい活動の方向性が微妙に変わってきた気がしているのだ。
その心の変化に合わせて、しなやかに、軽やかに、未来を創っていく。
たかがホームページ。
されどホームページ。
色んなSNSが世の中に出てくるようになったけれど、やっぱり私にとってのお家であり、分身は、オフィシャルサイトであるホームページ。
これからも一期一会の出会いを大切にしていきたい。
さて、もう今年も残すところあと3分の1。
この秋から来年に向けて、今のオフィシャルサイトを少しずつリニューアル工事します!
という訳でまだまだ成長中の私のサイトにも、良かったら時々遊びに来てね♪
ではまたー!
ここまで読んでくれてありがとう。
Tammy
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