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着物をリメイクして日傘を作る作家の活動記録

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着物リメイク日傘作家としての日々の活動記録や作品に込めた想いなどをまとめています。
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#アートワーク

海外アートコンペへのチャレンジ第1弾の結果発表!

今年の私の目標は、国内外のアートコンペ(コンテスト)へのチャレンジである。 そう決めてから、この春からリサーチと同時進行でエントリー用の着物日傘の創作を開始。 そして、最終的にはタイミングが合う3つのコンペにエントリーをした。 その経緯はこちら。 その第1弾の結果発表(最終選考に残るファイナリストの発表)が、昨日ウェブ上と個別メールで行われた。 「11月1日の発表」とされていたものの、今回の開催国がルクセンブルクだったこともあり、時差の関係で、実際に発表があったのは

同業他社とライバルは似て非なるものなり!

昨夕の日経新聞の一面にドーンとこんな記事があった。 不用品再生 宝生み出す 漂着ボトルや着物 変身  「アップサイクル」脚光 ビジネスの芽に その記事には、着物日傘を差した女性の姿もあり。 その記事を見て、オットが悔しそうにこう言った。 「おい!ライバルに先越されたぞ!同業他社では、ビジネスモデルがもう出来上がってるぞ。」 確かに同業他社なんだけどオットは、私の気持ちを推し量って同情してくれたのかもしれない。 けれど、まったくもって私はその言葉がけにピンと来

11月にコンテストに参加します!

かねてより鋭意制作中だった作品がようやく完成。 その勢いのまま、本日エントリーも無事完了。 あとは11月に作品を会場まで搬入するのみ。 今回はコンテストへの参加を決めてから、構想、完成まで1ヶ月以上もかかった。 柄合わせなどデザインを考えるのに、難易度の高い振袖を選んでしまったのもあり… その分とても面白い作品ができた! 自分史上最高傑作かも!? 作品のキーワード ピンクとグリーンの反対色で、いかに楽しいハーモニーを奏でるか 和と洋の融合 レトロチック

「控えめな、でも芯が強く、ちゃんと主張のある日傘に仕上がっていると思います。」(お客さまの声より)

残暑がまだ少し感じられる9月初旬のことだった。 今年4月にオーダー頂いた日傘を納品した。 オーダーから待って頂くこと、はや半年。 ようやく完成した日傘は、お客さまの思い入れのある紬の着物をリメイクしたもの。 お客さまとは、この春に掲載して頂いた日経新聞の記事をご覧になってのご縁だった。 ありがたいことに、氏名から私のサイトを探して、すぐにお問い合わせしてきてくださったのだ。 半年前なのに、もはや懐かしい感すら漂っている。 2021年4月25日、日本経済新聞朝刊の