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着物をリメイクして日傘を作る作家の活動記録

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着物リメイク日傘作家としての日々の活動記録や作品に込めた想いなどをまとめています。
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2021年9月の記事一覧

幸運が舞い降りるリバーレースで夢の日傘を作るミッション☆コンプリート!

「Casa de Paraguas」という屋号で起業をして、今年で8年目。 日傘を見よう見まねで作り始めてからは、7年になる。 振り返ると、色んな方から、多種多様なご依頼を頂いてきた。 その中でも、今回はうれしかった反面、納品まではいつもにも増してかなりドキドキものだったオーダー制作。 というのも、今回のご依頼主は、ファッションやテキスタイル業界の第一線でご活躍されてきたプロの方。 その方は、とても素敵なぼかし染めリバーレースをプロデュースされたテキスタイルデザイナ

11月にコンテストに参加します!

かねてより鋭意制作中だった作品がようやく完成。 その勢いのまま、本日エントリーも無事完了。 あとは11月に作品を会場まで搬入するのみ。 今回はコンテストへの参加を決めてから、構想、完成まで1ヶ月以上もかかった。 柄合わせなどデザインを考えるのに、難易度の高い振袖を選んでしまったのもあり… その分とても面白い作品ができた! 自分史上最高傑作かも!? 作品のキーワード ピンクとグリーンの反対色で、いかに楽しいハーモニーを奏でるか 和と洋の融合 レトロチック

「控えめな、でも芯が強く、ちゃんと主張のある日傘に仕上がっていると思います。」(お客さまの声より)

残暑がまだ少し感じられる9月初旬のことだった。 今年4月にオーダー頂いた日傘を納品した。 オーダーから待って頂くこと、はや半年。 ようやく完成した日傘は、お客さまの思い入れのある紬の着物をリメイクしたもの。 お客さまとは、この春に掲載して頂いた日経新聞の記事をご覧になってのご縁だった。 ありがたいことに、氏名から私のサイトを探して、すぐにお問い合わせしてきてくださったのだ。 半年前なのに、もはや懐かしい感すら漂っている。 2021年4月25日、日本経済新聞朝刊の

アフリカからリトアニアまで布で世界を旅する1日

ハンドメイドが好きでミシンを触る人って、きっと布好きさんが多いはず。 気に入った布を見つけると、何を作るか決まってなくても、ついつい買っちゃう。 そんでもって、気がついたらクローゼットの中が布の山になってる! これ手芸する人あるあるじゃないかなー!? もちろん私もご多分に漏れず、その1人である。 今日はそんな布についてのお話から。 ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ タイミングは自分で作るもの先日、とある方よりご紹介いただいて、Jimdoで作成したホームページ運営について、ZO