ルーシーの「心の相談室」

【散文】

※土日はきまぐれに散文を掲載します。


チャーリー・ブラウンが通う「心の相談室」は

ルーシーがやっていて相談料は5セント。

彼は人生に迷うたびにそこを訪れ、彼女に悩みを打ち明けるが、

ルーシーはシニカルにそれを一蹴する。

彼女はチャーリーの悩みがちな性格をわかっていて、

いつも現実的な一言で片づける。

チャーリーの悩みは素朴ながら深遠な「人が生きる意味」について。

ルーシーが答えるのは現実的に「人が生きる術」について。

相容れないことをお互いわかっていながらも、

チャーリーとルーシーの「心の相談室」は今日も続く。


tamito

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#散文 #エッセイ #随筆


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