都の児童養護施設
東京都で「児童養護施設」というと、いくつかのパターンがあります。
「都内に設置」施設は、53施設。
「都内に設置」×「民間」は51施設。
「都内に設置」×「都立」は2施設。
「都外に設置」×「民間」は4施設。
「都外に設置」×「都立」は4施設。
都外にあって、その自治体の子どもと都の子どもを受け入れる施設が、4施設。
児童養護施設に就職希望の方は、地域から絞り込んでもよいかもしれません。
なお、上記のマップは、ホームページ等で公開されている本体施設の住所になりますので、グループホームがその周辺地域に設置され、そこに配属となる可能性もあります。
神奈川で就職するとしても、都の施設に就職することは可能です。
(詳しくは各施設にお問い合わせください)
都の制度は国のそれに先行することや、独自の制度があったりします。
相対的に、都の施設の方が配置基準が子どもや、働く方に優しかったりすると言われています。
児童相談所が「入所適当」と判断したケース(子ども)の場合、保護された地域に関わらず、担当の職員が入所に適当な施設を探すことになります。子どもの負担を考えれば、保護された地域の施設を探してあげたいところです。
ですが
その地域に施設がない
地域に施設はあるが、定員などの条件に合わずに入所できない
地域では、身の安全を保障されないために、保護者に見つからない場所に居住しなければならない(いわゆる「秘匿」ケース)
といった理由で、自分の地域から離れ、学校も転校を余儀なくされてしまうケースがほとんどです。
子どもたちは、慣れ親しんだ場所、人との分離を経験することになります。
そういう意味でも、施設入所の前で、どれだけ支援ができるか、ということが大事になってきます。
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