一票入れたぐらいで、変わるわけ無い

若者に選挙に行けという大人(高齢者?)たちは、綺麗事を言っている欺瞞だ。選挙で若者が一票入れたぐらいで、なにかが変わるわけ無いだろう! だって◯◯◯◯なんだから!! 」

◯◯◯◯がなんであれ、甘やかされた子供が言いそうな暴論が、一部のメディアを通じて広まり、面倒くさくて選挙にいかない人にとって、耳障りの良い言い訳としてなのか、ネット空間でもちらほら目にするようになった。

あるいは被選挙権が与えられていないから、まだ政治に関心があっても選挙に出れないが、こんなろくでもない候補者たちだから、選べるわけない。とかいう若者? の声も時たま目にする。

子供ならまだいい(好きなこと言ってりゃいい)のだ。だが、少なくとも成人となった者たちの、あまりに短絡的な意見と、それを咎めず、仰せのとおりですと、若者に同意して媚びるだけの愚かな知識人とか、言論人を見ると、本当に情けないし恥ずかしいと思う。

年齢なんて関係ない。選挙にそんなに行きたくないなら、オマエは行かなきゃいい。いい年こいて、色んな理由をつけてワガママいってるだけの子供に、投票に行ってくださいとお願いするなんて、どう考えても時間の無駄だ。 

今投票している成人の多くは、何も他者に選挙に行けと言われて行くようになったんじゃない

政治権力を政治家に委託している個人が、自分の政治意思を投票で示す。民主主義ならではの、絶対に失いたくない権利を守るには、集団の構成員である、一人ひとりの個人が適切に行使してこそ、守られるだろう。

勝手に誰かが与えてくれ、使いたいときに使うことができる、めんどくさいなら使わなくてもいい、そんな都合の良い参政権など、この世界にあるものか。

無責任でお花畑な、大人子供の意見なんか、真面目に聞いていても仕方ない投票なんて無駄だというなら、いっそ選挙権を放棄したらいい。 

あるいは、下手な言い訳なんかせず、今の俺は政治なんか関係ない。どうせ何も変わらないんだし、とごねてりゃいいんだよ。






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