ジェンダー間の政治権力の公平

 国会議員の内、法案で、強制的に女性議員、男性議員と別枠、同人数で、国会議員は選出すべきではないだろうか。 クォータ制ではなく、パリテである。

一つの選挙区から男性が一人選出されるなら、女性も常に一人選出される。
比例でも、男性、女性、同じ数だけ議席を配分する。

日本のLGBTQに関わる政策が、遅れがちな背景に、まず、男性、女性の政治にかかわる比率が解消されていないことが大きいと思う。

つまり、運動としてよりマイノリティーであるLGBTQ法案等が進む前提としての、旧来の女性、男性が政治家になり、政治権力を行使する立場となる比率そのものが、一向に解決されないのだ。これは一部で考えられている立候補時に政党間ごとで比率を決めるのではなく、むしろ選ばれる国会議員が、まず女性、男性、同数となるように前もって枠を別にして選挙した方がいい

国会議員がそうなれば、いずれ地方議会もそうなるだろう。政治権力を、2つの性で、まず等分で分配する。

むしろ、あらゆるジェンダー問題を考える上で、これが本質的なスタートではないか。

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