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白髪染めをやめた日。
3年前くらいからポツポツ白髪が出始めまして。
美容師さんのゴリゴリの営業もあって、白髪染めしてたんです。
でもヘアサロンに行くのがだんだん辛くなってきたんですよ。
なんでかっていうと、自分の欠点を高いお金と時間をかけて誤魔化しているような気持ちになってきたんですよね。
髪型変えても全然ウキウキしない。
わたしにとってヘアサロンはリフレッシュできる憩いの場だった。
…はずなのに、ちっともフレッシュできてない自分がいるなあって気づいたんです。
白髪ってそんなにワルモノなの?
雑誌とかSNSとかで、
「フケみえしない!40代におススメのヘアカラー!」とか、
「40代はインナーカラーでオバさん見え回避!」とか、
よく見ますよね。
イヤ、わかる、わかるよ??
いつまでも若くキレイに見られたい気持ちはよくわかりますよ。
でもですよ、
白髪ってそんなにワルいものなのか!?
フツーに歳取ってるだけなのに、なんでそんなに必死になって隠さなきゃいけないのか??って疑問に思うようになって。
歳を取るのはダメ、若いが正義!!みたいな価値観を無言で押しつけられてんな〜って気がしてきたんです。
コレって明らかに「他人」の価値観ですよね。
人間を41年間やってきた経験上、他人の価値観に合わせて幸せに感じたことなんて、ただの一度もなかった。
あ、これはアカンやつや…
どんどん辛くなるやつや…
というわけで、白髪染めをやめる決意をしました。
歳を重ねることを楽しめる世の中がいいよね。
白髪もそうだけど、シワとかシミとか、歳を重ねると現れるものに、もっと優しくなれたらいいなって思うんです。
そしたら歳をとることが辛いという気持ちが、ちょっと救われるんなんじゃないかな。
もっと気楽に歳を重ねていきたい。
歳を重ねることも楽しんで生きていきたい。
そういう価値観が当たり前、っていうぐらい世間に広がれば、日本人の幸福度ランキングも上位に食いこめるんではないでしょうか。
それに、そういう価値観になったほうが、これから歳を重ねる20代30代の人たちもラクーに希望を持って生きやすくなると思うんですが、いかがでしょう。
とりあえず、オバチャンは今日から白髪染めをやめて、堂々と生きていくことにします。
それでは今日はこのへんで。また明日。
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