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『「自立」と「自律」』

意味が異なる「自立」と「自律」

・・ちゃんと使い分け出来てますか?

ハイハイ

「自立」

 ⇒能力・経済力・身体といった

  “外的な” 要素の独り立ち

「自律」

 ⇒価値観・信条・理念・哲学といった

  “内的な” 要素の独り立ち

要は

▪ハイハイしていた赤ちゃんが

  やがて二本の脚で立ち上がるのが「自立」

▪立った後 自らの意志で

  方向付けして進んでいくのが「自律」

意味も順番もわかりやすく

・・何だか妙に腑に落ちるw

セルフコントロール

以前 目にした心理学系の本では

こんな風に書かれていた

▪「自立」とは

  他人の支配や援助なしに

  自分でやっていくことが出来ること

▪「自律」とは

  自分の気ままな気持ちを律し

  自分の立てた行動規範に従って

  自ら動くことが出来ること

そういった観点から

▪自律している人は

 ⇒「自制心」のある人

▪自制心のある人は

 ⇒「セルフコントロール力」のある人

▪セルフコントロール力のある人とは

 ⇒「信頼できる人」(とのこと)

信用の積上げ

「信頼できる人」とは

自分の信用を積み上げていこう‼ という

地道な努力の姿勢が習慣化している人

それは下記の

7つのPointで見分けられる(らしい)

①会話中に「メモを取らせてください」と

 断りを入れメモを取る人

②こちらの名前を「○○さん」と

 呼びかけて話すことが多い人

③朝の挨拶を折り目正しく行う人

④上司に名前を呼ばれたとき

 真っ先にまず「はい!」と答え 振り向く人

⑤愚痴・自慢話・噂話・下品な話

 他人の悪口を言わない人

⑥仕事の依頼を受ける時に

 「期限」や「締切」の確認をきっちりする人

⑦鯨飲馬食(げいいんばしょく)に走らない人

・・・如何でしたか⁉

当り前の事・・・


以上の7つ・・・

勿論 これ(だけ)が出来れば

無防備に信頼していい訳でもなく

これ以外にも「信頼Point」は多々ある訳でして・・

ただここで言いたいのは

「当り前のこと」をちゃんと行う・・

「当り前のこと」って意外と出来ていない・・

「当り前のこと」を端折ってはならない・・

また(時にはそれが)出来たとしても

それを継続したり

如何なる場面でもブレずに

自制(実行)できてるかがミソ

・・・それこそが「自律」


それなのに・・・

大人たちは

子育てや教育(子供・若手スタッフ)に

「自立」が前提のもと

「自律」を “平然と簡単” に促す

自分のことは棚に上げてだっ‼


自戒の意味を込めて

誤解を恐れずに続けると・・

「本当に大人ほど・・出来ていない」

自分勝手で自己解釈で

今までの延長線上でしか物事を捉えず


やらねばならない「当たり前のこと」を

妙な経験則のもと「そんなこと」程度の扱いで

スルーする


街中で理不尽に振舞っているのは

紛れもなく大人たちだ

(見苦しい事件や事故もそれを物語っている)


定量と定性

お手伝いしている会社さんで

評価制度の話になると

必ず出てくるKeyワードが「定量と定性」だ


数字で表せるものが「定量評価」

数字で表せない“質”に関する要素が「定性評価」


まさに「定性」を担っているのは

・・【自律】なんだと実感する

なのに

目に見えて分かりやすい「定量」が

どうしても評価の主軸になる


企業なら売上だったり成約件数だったり

学校だとテストの点数だったり・・・


評価されずらい「定性」の部分こそ

“人” として持ち合わせていなければならない

【自律】の本質・・なのに


そしてその部分を人間という動物は

安心や信用や信頼の源と判断する生き物・・なのに


マナーやモラルやルール

そこに潜む

素直さや可愛げや小さな約束事・・が大事なのに


▪ちゃんと見てあげてくださいね ・・・上席の方

▪意識してくださいね・・・お父さん お母さん方


AIだIoTといったテクノロジーが

容赦なく世の中を凌駕していくであろう未来

機能性や生産性や効率化がよりフォーカスされ

温かさや空気感や優しさや思いやりが置いてきぼり・・

が故に

いつでもどこでも誰にでも

一時的な対応ではなく長きにわたって継続できる

・・・自らを律した大人でありたいものです


これを機に

「自立」と「自律」の言葉の意味も使い方も姿勢も

意識して過ごされることをお勧めします


あっ・・

まずは「自立」かな・・しなりますっ‼

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_2nd_ ♡

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