今すぐの職業選択は要らない?転職活動を辞めて「好き」と「得意」を探すことに決めた理由
「これから何をするの?」と仕事を辞めてからよく聞かれる。
逆に聞いてみたい。これから何をするか、いつも決めていないといけないのだろうか。
色々な選択肢を考えた結果、私はどの道を選ぶか保留にして、直近数ヶ月は、気になる事に何でもチャレンジすることにした。
何故、すぐ職業選択をすることを諦めたのか、自分の考えをnoteにまとめたいと思う。
石の上にも三年いられなかった20代
転職活動には、履歴書と職務経歴書は必須だ。
この2つの書類で面接官が見ているのは、その人の職業選択の理由だ。
沢山転職を繰り返してきた人は、面接官に転職の理由を聞かれることを覚悟しなければならない。そして、整合性の取れた説明をしないと面接官を納得させることは出来ない。
逆に、ある程度長い期間勤めてスキルを磨いてきた人は、面接を有利に進めることが出来る。
そんなことは頭では分かっていても、実際には、止むを得ない理由で仕事を辞めることになったり、上手く続けることが出来ない人達だっているだろう。
私自身もそうだ。
今まで経験した仕事は、営業、診療放射線技師、そして採用人事。このどれもが3年続かなかった。
営業と技師では、仕事に馴染めず、一人だけ職場の中で落ちこぼれになってしまった。2年目には職場にいづらくなってしまい、続けることが難しくなった。最近まで働いた会社では採用人事をしていたが、会社都合で退職せざるを得なくなった。
「石の上にも三年」という言葉は、新卒の頃から知っていたが、20代の間は結局縁のない言葉になってしまった。
強みを見つけることが、弱みを凌駕する
どうしてどの仕事も長く続けられなかったのだろう。
理由を考えた時、その最大の原因は「自分の得意なことにフォーカスしてこなかったから」だと気づいた。
その考えを確かにしたのは、先日読んだ、新R25の勝間和代さんのインタビュー記事がきっかけだ。
この記事の大事なポイントは、「弱みの反対に強みがある」ということ。
そして、「『できるようになろう』とするよりも、頑張る場所を変えちゃう」方が早く成功しやすい、ということだ。
つまり、これまで上手くいかなかった仕事は、弱みに焦点が当たっていて、自分の強みを伸ばせない仕事だったと私は理解した。
何故そんな仕事に時間を潰して、惨めな思いをする必要があるんだろうか。
この記事を読んだことで、むしろ、必要であれば、違う職種、業界であっても、どんどんジョブチェンジするべきだなと考えるようになった。
今取り組んでいること:好きとニーズの見極め
では、実際に6月末に退職してから、今何に取り組んでいるのか。主に3つある。
1つはプログラミングだ。具体的には、ハローワークの職業訓練に「Java+Webプログラミング」のコースがあったので、7月開始のコースに6月中に応募し、現在週5で通っている。
HTML+CSSを1週間足らずで進めてしまうくらい、タイトなスケジュールで研修が進む。4ヶ月で基礎的なプログラミングを学び、就職を果たすことが目的だ。
2つ目は漫画だ。現在3つの漫画を毎週更新して、TwitterとInstagramにアップしている。
主に描いているのは、一人で描く30ページ超の漫画、看護師と協力してネタを考えている週刊連載の4コマ、ネタがなくてもすぐに描ける1Pマンガだ。漫画は1つの作品を仕上げるのにも、膨大な時間がかかるので、この3つを仕上げるだけでもかなり時間がかかる。
3つ目はライティングだ。こちらはまだ始めたばかりだが、出来るだけ毎日文章作成を続けたいと思っている。文章を書くコツは、前回のnoteで紹介した本にその内容が細かく載っているので、その内容を参考にしながら、文章作成を進めている。
なぜこの3つに取り組んでいるのかというと、以下の2つの理由がある。
①自分の得意・好きに近い仕事じゃないかと感じたこと。 ②コロナの影響でこれまで当たり前だと思っていた仕事が無くなり、 リモートでも出来る仕事のニーズが増えていること。
プログラミング、漫画、ライティングに共通するのが、抽象度の違いはあれど、情報を自分なりに解釈し表現・整理していることだ。
私は多分そういう仕事の方が向いているのではないかと考えている。
一方で、需給関係のバランスが悪い職種は、チャレンジの費用対効果が薄いので、避けた方が良い。もし好きだったとしても、卓球専門のイベント会社の求人には今は応募しないと思う。
好きだとしてもすぐに仕事につながらない取り組みは、今だからこそ出来るのではないだろうか。
とにかく気になることにチャレンジしようと思った
前職と同じく人事での転職も最初は考えていたが、実は「整っていない会社を自分の手で変えていく」ことに興味があっただけで、人事という職種自体にすごく興味がある訳じゃないことにも気づいた。
その為、積極的に人事応募で転職活動することも今は止めている。
むしろ、自分の得意なこと、好きなことでぶっちぎって、早くその後の仕事人生を楽しくしたい。今はその為のチャレンジ期間だと思っている。
人生は短い。あっという間に終わってしまうから、前向きに楽しく、自分らしくいられる仕事がしたい。そう思う。
以上が、今すぐ職業選択をするのを辞めた経緯である。
あとがき(雑に書く)
今回は、主眼と骨子をざっくりノートにまとめた後に、思い出した内容を付け足して、最後に重複表現がないか、わかりづらい文章表現がないかを1回通しで調べた。
意外と分かりづらい表現内容があるなということに気づいたのと、全体の文章構成のなかで「これいるんだっけ」を無くしていくプロセス出来てない。
である調、一人称を私にしたら、すごく堅い文章になってしまった。あと、きちんと文体を意識して文章を書くと1時間以上かかることに気づいた。
サポートで下さったお金は、今後の創作やライティングに活用していきたいと思います!