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私の言葉のつむぎ方【言語化のススメ】

最近、私がお会いした方たちとの会話の中で「言語化」という言葉が多く出てきたので、今日は言語化の話。


私は、noteにこうして言語化したり、それ以外に日々ノートを使って何かしら書く時間をとっています。

こういう時間、とるまではちょっと億劫だったりするのですが、とった後に後悔することはあんまりないんです。
「この時間取れて何だかスッキリしたな」と思うことがほとんど。

言語化をした方がいいというのは薄々分かっていながらも、なかなか前述したように面倒だなと思ってしまうことの方が多いのかもしれません。

私も、コーチという仕事を知るまではこんなことしてなかったので、その気持ちはよくわかるんです。
だけど、やってみて思うのは、「やらないよりやったほうがいい」ということ。やればやるほど、自分の想いに気づけるし、どんなことがしたいのかや考えていることをより建設的に深めることができると思うのです。

ただ、何から言葉にしていいかも分からない。そもそも、言葉にするのに苦手意識がある。
そんな方に読んでほしい内容です。


言語化は自己表現の一種。だけど自己完結してもいい。

言語化は自分の考えや思考を言葉にして表現すること。
見えていること、見えていないことに関わらず、言葉に起こすことで顕在化させ、自分の想いや捉え方を認知し、時には外に表現します。

言語化の先にある目的として、発信したり、面接やプレゼンテーションの場で自分の想いを伝えるなどもあると思うのですが、、、

そうしたことだけでなく、自分が自分を認知するために使っても大丈夫なのです。言葉にしていくことで、自分がどうしたいのか、どんなことを思っているのか、漠然とした悩みをクリアにするなど色々と意味があるんです。

だから、自分が必要な時以外にも、自己完結で自分の想いを書き置いたりします。特に頭がいっぱいになっているときとか、自分の中にある想いを整理したいときに。

書き置くことで、頭の中にある情報が整理されるし、こんなことを思ってたんだ、という発見がある。だから、誰かに言わなくても、淡々と整理できるのです。

私はこうして書く習慣を作ったことで漠然とした悩みが消え、自分がどういう状況下がある程度クリアにつかめるようになりました。


言語化のハードルを下げる。

言語化は自己完結していいので、誰にも見せなくてもいいんです。

言語化が進みにくい時、大体、「誰かに見られる」という想いから書くことに至らないことが多いように思うのです。例えば、誰もに身近なのは小学校で宿題になっていた作文。作文って誰かしらの人に見られると思うんです。

言葉にしたものを読まれる、という不安があって想いを外に出せないことも多いと思うんですが、自分の中の言語化は、見せなくていいんです。

「何を書いてもいい」そう思えるときっとだんだんと言語化が進んでいくはずです。私自身、「ブログのために!」と思っていた時って、何だか自分の想いを出し切れなかった。けれど、自分でしか見ないんだと思ったらポロポロと本音が出てきて、結果、それがnoteの記事で自己開示することにつながっている。

ただ頭にあることや、想いを書きとめておくだけでも、それは言語化だから。私も、noteに書いていることって、日々言語化していることから見ると、一部でしかないんです。

もう既に数百の記事を書いてますが、タイトルを振り返って、「まだこの話って書いてなかったかも!」ということはいっぱいあります(笑)

そのくらい思考していることって日々たくさんあるし、自分が思っていることの中で人に伝えたいことというのもまた全てではないんだな~と振り返ると感じます。

だからこそ、言葉にすることはいつでも、いつまでも出来るのです。


何を言語化するか

私は職業柄、クライアントと自分の言葉を扱う仕事をしているので、どんなことを言語化したらいいか、ということが話を聞いているうちに何となく分かります。

ただ、これを読んでくれている方がどんな方かは分からないので、一概にこれをしたらいいよとは言えません。

その中でどんな人でも共通して言語化したらいいなって思うのは「自分の想い」なのではないかと思います。

頭に走っている言葉や、こうなったらいいのにってぽろっと出てくる言葉たち。これを書きとめてみる。
頭にとどまらせるのではなく、外に出していく。

お部屋を換気するのと一緒で中の言葉を出していくことで淀まずに自分の想いが分かるから。自分の頭にあることを白黒つけずに書いていく。
それだけで自分の言葉へのリスペクトも高まります。

自分の想いが言葉になってきていることが分かると、自分としっかりとアクセスできるようになる。
日々自分と会話しているような、そんな感覚になります。

自分の考えたことや感じたことを書き置く、これをやっていくことで、私は少なくとも、内省したり、自分のエピソードを語れたり、自分の想いを伝えることができている。

自分の言葉を日々つむいでおくことは、自分自身の人生に深さを与えてくれると思います。



私も12月、クライアントと一緒にワークをやっています。普段と同じワークのはずなのに、何だか楽しい。そして、グループでシェアしながら、他の人の新しい観点を得られるのも産物。

もう既にスタートしていますが、言語化トレーニングとして個別サポートができます。ワーク&添削をご希望の方は11,000円で受け付けているのでお知らせください☺(上記のページにお申込みフォームがあります)





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