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苦しみや辛さは人と比較できない

これは私の友人の言葉です。格言なり。

人は同情や共感はできても、他者の苦しみを完全に理解することはできません。

だから、苦しんでいる人に対して、「そんなことで弱音を吐くなんて甘えだ」とか、「わがままだ」と言う人がいます。

敢えて非難しなくとも、飢餓や病気で苦しんでいる人にとって、就活や婚活で苦しみ、死にたいと思っている人の悩みは贅沢なものだと感じるのではないかと思います。

だけど、苦しみはあくまでも主観的なものであり、他者が何と言おうと当人にとって苦しければ苦しいもの。

他の人の感じる苦しみと自分の感じる苦しみを比較することはできません。

だから、自分の苦しみの基準を他者に押し付けても何の意味もないし、他者の苦しみを完全に理解できると考えるのは傲慢なんじゃないかと思うわけです。

みんながこのことを心にそっと留めておくことができれば、もう少し世界が寛容になるのでは……!

と、偉そうに書きましたが、私も自分の基準でしか考えられていないので、自戒を込めて。

花を買って生活に彩りを…