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徒然なるままに

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徒然なるままにメモ
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#恋愛

一緒に居続けることは意思決定の連続のうえに成り立っている

あるマンガに、印象的な台詞があった。 ざっくり要約しちゃうと、 世界には素敵な子がたくさんいて、この先いろんな出会いがある。でも、僕は新しい人に出会うたびに君を選ぶし、君に選ばれ続けるようにがんばる。 といった趣旨のことばだった。 ああ、そうだよなあと思った。 これは、付き合い続けるってそういうことでしょ、という話だったけど、結婚してからも大して変わらないのでは、と思う。結婚は契約だから、一緒に生きていくという決意と、そのための努力が求められるとは思うんだけど。

恋愛も結婚も、友人関係も、シンプルな原則で

「お互いに一緒にいて幸せだから、一緒にいる」。 このシンプルなルールがあればよい。 浮気とか不倫とかいろいろあるけど、たとえ結婚してもこのルールさえ守れればよいと思っている。 ただ、一緒にいて幸せじゃなれば、そう言わないとだし、相手にもそうと言ってもらわないとだけど。 そうなったら、お互いが変化するか、関係性を変えればよい。 別に、相手を嫌いになる必要はない。ただ、お互いに幸せになれるような関係性を考えればよい。 これだけ、シンプルなルールで成り立つ関係って素敵な

なぜ童貞はバカにされてもいいと考えられているのか?

これ、ずっと疑問だったんだけど、なぜ童貞はバカにされてもいいものと思われているの? 「おまえはFラン大学だからな」「運動神経ゼロだな」 こんなふうに学力、運動能力などをバカにする人がいたら、ちょっとひかれると思うんだけど、なぜ恋愛能力・性的能力に関しては、みんな平気でバカにして、笑っているのだろうか? ましてや、学力、運動神経以上に、性格や生まれつきの外見などが影響を及ぼしそうなものだと思うのだが。 純粋に不思議だし、どんなことであれ、人の事情を知らずにバカにしていい

好きな人ができてよかったこと

ほとんど恋をしたことがなかった私が、恋愛というものを体感できてよかったと思うことのメモ。 ・日常の中でスキップしたくなるような嬉しい気持ちになる瞬間が増えた。(よくマンガとかで「ぱあああっ(キラキラした目)」と表現されるような気持ち) ・誰かを愛する人たちの気持ちを知った。(今までは恋愛というものに実感が湧かなかった) ・人間関係や恋愛感情にまつわるさまざま問題について、リアリティを持って想像することができるようになった。(リアリティを持った想像力こそが問いや思考をブラ

“幸せのある関係性”をつくる挑戦

東畑開人さんの『野の医者は笑う』を買おうと思って調べていたら、文春オンラインの記事が出てきた。 読んでいたら、ここの部分でなぜだか涙腺が弱くなって涙が出そうだった。 親密な関係とは特定の相手と深いコミットメントを行うことであり、それは時間をかけるなかで、その相手のいいところとわるいところの両方が見えてくることだ。そこには不快がある。だから、自由を重視するのであれば、不快が増したところで、コミットメントを撤回して、次なる相手にコミットメントを行うことが快を増す。ビジネス的な

恋愛も結婚も“永続性”がすべてではないと気づいた

花火も、桜も、噴水も、一瞬輝いて散っていく。その儚さが美しさを際立たせているように思うし、人間は儚さに魅力を感じる。 これは移りゆくものを愛でるときによく言われることだけど、こと人間関係にかぎっては、“長続きするもののほうが大事”だと思ってきた。 だけど、数ヶ月前くらいに、人間関係においても永続性を求める必要はないんだなと気づいた。今日はその話を書こうと思う。 価値観を揺さぶった古市憲寿さんの一言もういつだったか忘れてしまったのだけど、私が愛聴している前田裕二さんのSH