こころの奥から届く応援メッセージ
ひさびさに、友人たち数人とZOOMで集まった。半分が専業のカウンセラーたち。
「最近、どうよ。元からひきこもってるから、それほど暮らしに影響なかったわ」
「そう? 旦那さんがいない時間に、通信でカウンセリングしにきてくれてたお客さんはカウンセリングできなくなって。LINEでやりとりするカウンセリングに切り替えたよ」
「自宅でおしごとしながら飲んでいるお茶、どんなもの飲んでるの」
「わたし、野草茶。家の周りの草を乾かして、お茶にしてる。田舎は、こういうときにいいね。夜はこっそり、闇にまぎれて散歩しているよ。忍者になった気がする」
「そうそう、家のプランターでトマトを育て始めたの」
「「「「「えー!! 土触るの、嫌いって言ってなかった?! 」」」」」
……みたいな。あっちいったり、こっちへきたり。友人同士でお気楽な会話だった。
途中までは。
ぽつんと、一言。とある友人が「カウンセラーってなんだろうね」と投げ入れてから場が、急転換。
そこからは、カウンセリングをしていくうえの焦りとか、カウンセリング技術への不安とか。提案や心理分析が難しいから、どうしようとか。
カウンセラーのためのグループカウンセリングみたいになってきた。
困惑し、途方に暮れるわたし。もやもやする。
友人たちは2年目のカウンセラーさん。わたしは一応7年目。だからか、わたしが答える側になっていく。
おいおい、きょうは、友人どうしのおしゃべり会ではなかったのかね。もやもやしてきたぞ。
折よく、お客様からのメールが入ったことをきっかけに、おしゃべりを抜けた(ZOOMから退室した)。
次はのんびり、よた話したいなあ。ささやかな話したかったのに、どうしてカウンセラー相談になったんだろう、と途中から困惑でもやもやしてた。
『潜在意識で感じているものが、外の世界に現れる』という考え方が心理学にはある。(潜在意識は、普段おもてには出て来ない、心の奥底にある「何か」のこと)
もし、あの「もやもや」にのせて、心の奥底がわたしにメッセージを送ってきてたとしたら、何といってただろう。時間を置いて考えた。
カウンセリングをしていくうえの焦り
カウンセリング技術への不安
提案や心理分析が難しい(自信がない)
友人たちから、そう聞いて。それについて応えていく自分自身にもやもやした。
↓
もやもやするということは、わたしが友人たちと同じように感じているから
↓
焦り、不安、自信がないわたしが心の奥にいる。
その心の奥にいるわたしに、やさしい言葉で前向きに伝えるとしたら、何と伝えようか???
『マイペースで、いいんだよ。オリジナルな自分でいいよ』
うん、これだ。
これが、心の奥からの応援メッセージだ。
今のわたしは必要以上に、何者かになろうとしてがんばり過ぎているかもしれない。
だから、ゆっくり行こう。
オリジナルな自分に戻ろう。
そして、マイペースで自分を生きる。それがいい。そうする。
マイペース、マイペース。
呪文のように、今日を過ごす。
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マイペースといえば、カメ。と思って、大好きなウミガメの写真さがした。
タイトル上の写真は迫田 和久 (さこだ かずひさ)さんの作品。ありがとうございました。
迫田さんのnoteは、とにかく「海」!!!
青くて広々。でも、人間やいきものたちが一緒に過ごしている、海。
STAY HOMEだ。笑ってるみたい。
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