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言葉に残す。手書きの温度

心は見えないから、書く事で形にしてみる。自分では見えづらかった心のかたちが、目で見えると。心に手が届きそうに思える。記憶が、事実のままで形になって残る。そんな気がする。

だから、パソコンやスマホなどを使って、心をかたちにする。言葉を並べて、心を表す。見える形にしておけば、あとで、心を追いかけやすくなる。

言葉が湧いてくるままに、書きとめておくには。パソコンなどで追いかけると都合がいい。キーボードをたたく音と、言葉が湧いてくるリズムが重なってくる。文字数を重ねて、多くのものを残すことができる。

ほとんどのものを、パソコンなどで書いている気がしている。けれど、手書きも必要だ。手書きの中には、心の温度が残るから。

書く事の出来る文字数は多くない。けれど、手書きだと、言葉だけでなく、心の気配までが形になる。

線のゆらぎや形のくずれ。同じ大きさにはなれない、文字の並び方。ノートの中で、ばたばたと動く気配。そういったもの達が、言葉と重なり。よりいっそう。心の形が見えやすくなる。温度が残る。

見えないものを、形にするのはおもしろい。

温度が残る言葉にするならば。手書きのほうが、いいかもしれない。整わないままの心を形にするにも、手書きがいい。手書きは、生々しく、不完全なままの心を形にしてくれる。

そして、自分に言い聞かせたいこと。繰り返し、探ってゆきたいものは、パソコンなど使って、文字数重ねながら、追いかけていく。

手書きも、パソコンなど使うときも。どちらも、自分のその時々。形にしたい内容に合わせて、使っていく。

#手書き #活字 #心のかたち #見えない #見える

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ダラズさんの描く、ネコさんが好き。本文上におかせてもらったイラストも、ダラズさんの描いたもの。

鉛筆の線でうかびあがったネコさんは、白黒なのに。広い世界の中にいる。手書きで、見える形にしていった自分の心も。広い世界の中に居たい。


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