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2021/5/27-28(金)なぜだめなのかの言語化と共有


脳が疲れているのか精神的に参ってるのか、本を読んでいてもすぐに嫌気がさしてしまう今日この頃。あれもこれも読みたいのに。知識入れたいのに。ああkindleの定額支払いがもったいない。

そうだ、せっかくお金払ってるんだから、読み放題のマンガをよもう。

定額制で読める実録系のマンガは探すとけっこうあり、ここしばらくはもっぱらそういうものばかり読み漁っていました。闘病記とかね。体験談とマンガの組み合わせはとても相性がよいのでしょう。

さて、その中でも考えさせられたうつ病闘病記。

うつ病に対して、ではなく、不倫という行為に対して。

とかくこの世の中、不倫に対しては意見が完全に二分されていると感じていまして、つまりは「不倫絶対許すまじ、なんなら社会から抹殺すべし」派と「不倫くらいでごたごた言うな大したことない」派と。でも極端vs極端は毎度ながら主張ばかりが平行線で議論にならず、私たちの理論武装には何の役にも立たないのです。

また、不倫を皆で叩く割には不倫ネタの創作物は尽きることなく、なんなら純愛みたいに描かれることもなくはなく。不倫は悪いことと社会全体が意見一致しているはずなのに、いまだ不倫で傷つく人たちがこんなに多いのもおかしい。

つまり「不倫はなぜだめなのか」を、誰もが納得いく形で説明できてないからなんだと。

ええ、これ読んで確信しました。なぜ不倫が許されないことなのか。身勝手で一方的な、配偶者への心への暴力なんだわと。しかもかなりの深い傷。体の傷だって深いものは必ずしも全快するとは限らない。ましてや心の傷はもっとやっかい。

社会的な制裁や慰謝料の支払いがあるのは当然のこと、それとて根本的な解決とは程遠く、もはや前の状態には戻らない、一生ものの心の傷を相手に負わせるということについて、案外軽視されすぎかなと。

大多数にとっては何をいまさらの常識こそ、言語化して共有していく必要があるのかもしれません。


武者修行中です。皆様に面白く読んでいただけるような読み物をめざしてがんばります。