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2021/7/15-16(金)いつでも私は「ひとりよがり」だった


昨日の流れで。

今にして思うと子どものころから私はつくづく「ひとりよがり」だったんだなと思います。

家庭科でパジャマを作れと言われたら私が作りたいものを労力度外視で必死で作っていましたし、作文を書けと言われれば書いていくうちに出来上がっていくものをただ楽しみに鉛筆を握っていました。

課題は課題。評価されるのに十分なもの、もしくは評価されやすいものを作って提出すればよかったのです。たぶん私の周りの多くの子たちは自然とそれができてたんじゃないかな。

「世の中が私に求めていること」に私はちゃんと気づいていなかったんです。

だけどそうやって「自分のやりたいように」「私の目線で」自由に課題に取り組んでこれたことは、それはそれで大きな意味があったとも思うのです。

誰かの目線を私の目線と混同すること、誰かがやらせたがっていることを私がやりたいことへと置き換えてしまうこと、有難いことに私にはその経験がありません。

面白かったからいっぱい勉強してきただけのことだし、面白さの延長で進学先もその先も決めてきました。その結果がこれなんで前半の人生としてはしくじったなあと思いますし、この先何の展望もありません。

もし今目の前に私と同じタイプの若い子たちがいたなら「自分の居場所と収入源を確保し維持しなさい、そのためにも自分が今何を求められているかに気を配りなさい」とアドバイスします。ええ間違いなく。

と同時に「あなたがあなた自身の目線でしか生きられないことを、強い武器にできたらいい」とも思います。私自身がその方法をまだ見いだせないでいるからアドバイスはできないけれども。

「世の中が私に対して求めるように」もし生きることができていたとして、その結果やりがいのあるお仕事と高給が貰えていたとして、その世界線にいる私が幸せに暮らしているという絵が、なぜだろう、どうしても描けないのです。


武者修行中です。皆様に面白く読んでいただけるような読み物をめざしてがんばります。