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2021/7/31-8/1(日)なるべく「スキ」を意識しないように


こうして1年以上、誰からも頼まれてないし、これが将来の糧になる見通しも一切ないというのに、頭の中にあるものを書き出していくこと、それ自体にはやはり何の意味もないことは、悲しいことに日々再確認できています。

その一方で、私の書くという行為が誰かの情に左右された時、誰かの代弁者として大いに必要とされ人気を博すかもしれないけれど、私は自分のために書くのをやめたということになるだろうなと。

情は100か0しかないので、情の共有によって獲得した支持者の100に応えるべく絶えず空気を読み続けなければならないと思うと、私にはちょっとそれ耐えられないなと。

最近私の書いたものに対する「スキ」の傾向でいうと、人の傷つきやすさに言及したものは「スキ」をもらいやすいです。ところが、強い人は傷つくことも時に受け入れなければならない的なnoteについては、まあ面白いくらいにつかないです。この現象については大いに思うところがあるのですが、それはまた別の機会に。

「スキ」は、人気は、人を支配する力だと思っています。人気者は周りに影響を与える特別な人間だと自身のことを勘違いしているかもしれませんが、空気を読んで上手に代弁する力があるからこそ好かれているのであって、支配されているのは人気者のほう。

代弁者としてのセンサーが鈍れば人は離れる、いやむしろ激しい反感に代わることだってあるでしょう。情には100か0しかないのだもの。

人がどう思うかというセンサーではなく、私にとってこの文章、この内容はどうなんだというセンサー。

「スキ」はほとんどつかないだろう、だけどやはりこれは書いておきたいと私が判断したものに対し、情の部分ではない、知的な部分で何かを感じ取ってくれる人の目に触れることを願いながら、目の前の文章を書いています。


武者修行中です。皆様に面白く読んでいただけるような読み物をめざしてがんばります。