2021/12/18-19（日）勝ち組が勝ち組アピールをし続ける理由

自分も勝ち組だったり陽キャだったりした時期があるからよくわかります。なぜ人は折に触れ必死で勝ち組アピールをし続けるのか。幸せのおすそ分けだなどという思いあがったことを皆が皆考えているわけではないはず（お花畑さんの中にはいると思いますが）。

勝ち組グループという居場所にこの先もずっと参加し続けるための継続的努力であり、勝ち組の正式メンバーであるという証明を同じ勝ち組仲間に向けて常に発信し続けないといけないという、それだけのことなのでしょう。

インスタやフェイスブック、LINEでキラキラをアピールし続けるのは、幸せを自慢したい気持ちもあるのかもしれないけれど、私もあなたたちのお仲間、同じ勝ち組仲間ですよということを常に証明し続けてないといつハブにされるかわからないという恐怖があるんじゃないかな、と。

だから全く無関係の不幸せな人たちにキラキラが見つかってしまい妬みやらなんやらで嫌がらせを受けたとしてもキラキラアピールをやめるわけにはいかないのだと見ています。

所属や居場所ってのは時間をかけ時には我慢もしながら積み上げる以外の方法がない極めて貴重な財産なので、よほどのことがない限り何があっても守り抜かなければならないものです。勝ち組の人たちがしばしば「私たちだってものすごく努力してきたんだ。だからこうしていられるんだ」と怒っていますがもっともです。少しの我慢もできなくて大事な居場所をポイポイ捨てておきながら人をうらやむんじゃないよと。私らめっちゃ我慢してんだよ我慢の積み重ねで今の「財産」があるんだよと。

マグロの回遊と同じで彼らは幸せアピールと互いへの賞賛という回遊を自分からはやめられないというそれだけのことです。勝ち組から強引に外されるその日まで。

だから彼らに構うなと。

彼らは彼らの修羅を生きているのですから。宿命として。